「え?私、忘年会の幹事ですか?私は不参加なので桃子さんよろしくお願いします」
先輩の依頼をハッキリ断る後輩A子に対し、思わず口が開いてしまうほど驚く桃子さん。
「いやいや(笑)忘年会の幹事は若手がやらないとどうするの。課長が出欠確認とって予約する?こういうのって、下っ端がやらないといけないんだよ」
内心ブチ切れそうになったが、優しく話し続けるよう努めた。
「べつに幹事なんて、お会計だけすればOKじゃないんですか?そもそもメリットが少なすぎる飲み会へ参加するの、タイパ悪いっていうか……」
「……」
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