桃子さんが伝えたいことを、ストレートにA子にぶつけようと決意したのだ。
「A子ちゃん、やっぱり忘年会の幹事やってほしい。一緒にやるから!飲み会嫌だよね。でも、嫌なことだってやらないといけないときってある。たとえ理不尽でもね。飲み会の場ってほどほどに大切だと思うよ。一次会は3時間くらいだからすぐ帰ればいいじゃん!そのあと友達と合流とかしてもいいんじゃない?」と打診。
するとA子の回答は、意外にもあっさりしていた。
「ぇえ〜……。先輩がそこまで言うなら……。一次会だけですよっ!」
あなたのための忘年会じゃないんだけどな......とツッコみたい気持ちはあったが、理解が嬉しかったので笑って流す。
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