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FASHION 干場編集長のスタイルクリニック

ダウンジャケットは暖かいだけじゃダメ!? 大人にこそ相応しいリッチで上品な最高級品を集めてみました!

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今まで、さまざまなメンズファッションを提案し、大人の男のカッコイイ!を追求してきた干場編集長。そんな干場が辿り着いた【コレがあればいい!】というアイテムと、【この着こなしをすれば間違いない!】という究極のスタイルを伝授。シンプルで、普遍的、上質な素材で、色を制御した、都会的で洗練された言わば最後のスタイル「LAST STYLE」を紹介します!

冬旅を楽しむために高額ダウンを清水買い!

人気連載「干場編集長のスタイルクリニック」略して【スタクリ】。第69回目は「ダウンジャケット」。軽くて暖かいのが魅力のダウンジャケットですが、今回はリッチ感に注目してみました。

 

ようやく涼しくなってきたとあって、そろそろ冬アウターを検討している人も多いかと。冬アウターのキングといえば、やっぱりダウンジャケット。特に今年は久々にウインターリゾートを楽しむ予定の人も多いでしょうし、となれば新調する絶好の機会です。

「ヘビーアウターをここ数年新調していない人も多いはず。久々であれば、いつもより張り込んでみてはいかがでしょう。ということで、今回ご紹介するダウンジャケットはお高いモノばかりを集めてみました」

お高いのにはちゃんと理由があるもの。同じナイロンでも糸の細さや仕上げによって、見るからに高級感を楽しませてくれますから。

「カシミアを使った天然素材系から、極寒地にも対応するハイパフォーマンス系、デザインに個性があるトレンド系などなど、どれも見どころと個性あるものばかりです。ダウンジャケットは比較的トレンドに左右されにくいアイテムなので、長く着られると思えば清水買いする価値はあると思います」

ちなみに、今回ご紹介するダウンジャケットの中に、干場編集長が購入を決めた1着が入っています。どれを購入するのか、予想しながら見てくださいね。

BRUNELLO CUCINELLI / ブルネロ クチネリ

その繊細な風合いは見るからに上質です

ダウンコート144万7600円/ブルネロ クチネリ(ブルネロ クチネリ ジャパン)

ニット14万3000円、Tシャツ6万3800円、パンツ18万1500円、靴23万7600円/すべてブルネロ クチネリ(ブルネロ クチネリ ジャパン)、時計61万4900円/エベラール(エベラール・ジャパン)

スタクリ読者の方なら、ブルネロ クチネリのダウンというだけで最高級であることがわかるはず。こちらはウールにシルクとカシミアをブレンドした生地を採用。そりゃあお高いはずです(笑)。ダウンにおいても、動物や環境に配慮したダウンであることを証明するEDFA認証を受けたグースダウン&フェザーのみを使用しています。

「ウール混ですが、実に軽いんです。天然素材の上質感をより楽しむなら、こんなクリーンでニュートラルなカラーリングがおすすめ。それでもN-3Bを想起させるディテールに、オトコらしさが滲みます」

軽くて暖かい、さらに使い勝手も良し

大型のフラップ付きポケットに、ミリタリーな雰囲気が漂います。胸の辺りにはハンドウォーマーポケットも。

「ジップ付きなので、スマホを入れておくのにも重宝します。フロントはジップとボタンのダブルクロージャー。袖内にはリブを採用し防寒性を高めるなど、実用性も高いんです」

干場編集長のアドバイス①「時計」

オトコらしさとアクセントカラーを兼ねて

グレーとホワイトで揃えた今回のコーディネート。その手元には、ブラウンレザーのストラップを装着したブルーダイヤル&ベゼルの腕時計を。

「上質ながらディテールには実用性も備えるダウンジャケットとあって、ドレスウォッチではなくこんなダイバーズウォッチがマッチします」

干場編集長のアドバイス②「ブーツ」

腕時計と合わせて上品な差し色を狙う

グレーとホワイトのみでは、全体がぼやけて見えがち。時計のブラウンレザーストラップと共に、マウンテンブーツのブラウンソールがアクセントに。

「差し色と言っても、あくまでもナチュラルに。足元も時計と同様にダウンジャケットの雰囲気に合わせてブーツを選び、品良い中にもオトコらしさを」

Loro Piana / ロロ・ピアーナ

ちょいレトロだけどいざ着るとモード感が

61万2700円/ロロ・ピアーナ(ロロ・ピアーナ ジャパン)

70年代のスキージャケットを想起させる切り替えデザイン。ちなみに背面にはV字のキルトステッチが。ハイカラーもその印象を後押しします。表生地の素材はナイロン。たっぷりと入ったダウンが極上にあたたかいですが、ショートな着丈とあってスノーリゾートからアーバンまで楽しめます。

実はブラウンワントーンとのリバーシブル仕立てに。ジップとスナップボタンによるダブルクロージャーを採用したこちらは、80年代のアウトドアウェアのような空気感に。

Herno / ヘルノ

シルクカシミアでホワイトというリッチ顔の好例

37万2900円/ヘルノ(ヘルノ・ジャパン)

見るからに只者じゃないオーラ。それもそのはず、表生地にはシルクとカシミアとシルクが使われているんですから。おまけにピュアホワイトとなれば、この価格も納得。フード部分にはナイロンウルトラライトを。カラーと素材の切り替えや3点スナップボタンなど、リッチな中にも遊び心が注入されています。

MooRER / ムーレー

ダウンの最高位と言っても過言じゃありません

231万円/ムーレー(コロネット)

価格にびっくりした人もいるでしょうが、こちらは表生地がベビーカシミア100%なんです! さらにダウンには羽毛の銘と言われる、アイスランド産アイダーダックダウンを採用。モデル名はアリストテレ。フードにはコヨーテファーを、そしてボタンはホーンボタンと、あらゆる点で贅沢な素材が使われています。そんな中、N-3Bを想起するディテールに無骨さも。

MooRER / ムーレー

干場編集長が物欲しそうに見てました(笑)

61万500円/ムーレー(コロネット)

上と同じアレストテレの素材違い。こちらは表生地にポリエステル×コットンを採用。大型ポケットやパラシュートボタンといったN-3Bを想起させるディテールとダークオリーブカラーが相まって、オトコらしさが強めになっています。ちなみに、撮影時に干場編集長が随分と気に入っていたのがこれ(笑)。

MONCLER / モンクレール

名作の進化版は暖かくて動きやすい

38万8300円/モンクレール(モンクレール ジャパン)

ラグジュアリーダウンといえば、やっぱりここは外せません。1954年にK2登頂を目指す冒険家のためにデザインされた名作カラコルムに、ストレッチ性の高いテクニカルジャージーを採用。止水ジップやパッチポケットなど、実用性に優れた作りが随所に。背面にはKARAKORUM 1954のプリントが。

Photo:Naoto Otsubo
Styling:Ryoko Kanemoto
Hair&Make-up:Akiko Obokata
Model : Noah Ishikura
Text:Masafumi Yasuoka
Direction:Yoshimasa Hoshiba

【問い合わせ】
ブルネロ クチネリ ジャパン 03-5276-8300
ロロ・ピアーナ ジャパン 0120-938-795
ヘルノ・ジャパン 03-6427-3424
コロネット 03-5216-6521
モンクレール ジャパン 0120-938-795
エベラール・ジャパン 03-5422-8087



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