「互いにヤリモクなので後腐れのない関係だと夫は言いました。会って、セックスをして解散する。そういう一種の出会いだったと。正直引きましたよね。こんなカタチで夫のヤバい過去を知ることになるなんて…。実際、このときはまだ私も夫も梅毒かどうかきちんとした判定が出ていなかったんです。黙っていてくれればいいものを…言わずにいられなかったんでしょうね」。
この後、2人の関係がギクシャクしたことは言うまでもない。検査の結果、残念ながらお互いに梅毒に感染していることがわかった。現在は治療がすでに終わっている状況だ。
「初期に発見、治療をすれば、先天梅毒という胎児への感染の予防効果は高いそうなんです。それでも感染の可能性がゼロとは言い切れないと。さらに誕生時ではなく、成長の過程で症状が出現することもあるんだとか。一生、梅毒に怯えるなんて思ってもみませんでした。健康に生まれてきてくれることがまず第1の願いです。それから、その先の人生もどうか健康であってほしいと神様に願わずにいられません」。
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