中でも最も間違えられているのはハンガーでの保管。
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ニットは編み物であるため、基本的には伸びやすく、型崩れがしやすいのです。袖が垂れた状態でハンガーにかけると、ニットの自重で首回りまで一緒に引っ張られて伸びてしまいます。
針金などの細いハンガーや、両端が尖っているタイプなんて もってのほか! ニットを絞首刑にしているようなものなので、絶対に避けてください。
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実際、ここ数年爆発的に店舗が増えている古着屋では、スペースの都合上やアプローチへし易さも考慮し、仕方なくハンガーでかけられている場合もあるのですが、これには古着がワンオフで運命的なモノゆえクレームが起きにくいから。
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ハンガーの跡がついてしまったりして致命的な型崩れを起こそうが知らぬ存ぜぬモードで、意外とないがしろにされているという悲しい状況です。
一方、お馴染みの百貨店やセレクトショップでは基本ニット類は平置きもしくは縦置きで畳まれ、ネクタイも 平置きもしくは、くるりと丸められています。
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巷ではネクタイハンガーなるものが売られていますが、これも地味に寿命を縮めてしまう恐れがあるので注意が必要です!
一応、ニットをハンガーに巻きつけるよう保管する“伊東家の食卓”的発想のライフハックもあるにはあるんですが…、重力は時間と同じく平等につき、いくらダメージを減らしたつもりでも ちりもつもれば山となるため、必ず畳んで保管することをお薦めします。
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