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LIFESTYLE 女たちの事件簿

「ベビーシッターより格安でも…」子育て支援サービス「ファミサポ」ヘビーユーザーと毛嫌いするママ。それぞれの意見。

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不倫や浮気、DVにプチ風俗……。妻として、母として、ひとりの女性として社会生活を営み、穏やかに微笑んでいる彼女たちが密かに抱えている秘密とは? 夫やパートナーはもちろん、ごく近しい知人のみしか知らない、女たちの「裏の顔」をリサーチ。ほら、いまあなたの隣にいる女性も、もしかしたら……。

ファミリー・サポート・センター(通称ファミサポ)は平成6年度に国の補助事業としてスタートした子育て支援のひとつ。育児に関して援助を受けたい会員と援助してあげたい会員との相互援助組織で、育児世代の認知度は高い。運営は各市町村か、委託された民間会社が行っており、現在センターの総数は全国で800か所を超えているという。

ファミサポの利用経験者は全体の3割に満たないとされる一方、周囲に育児のサポートを頼めないという方の中には、子育てに欠かせない存在と位置づける人もいる。

しかし、「事前マッチングがあるとはいえ、知らない人にわが子を預けるのはこわい」という意見も根強い。ファミサポの利用について、危機管理コンサルタントの平塚俊樹氏はこう指摘する。

「ファミサポは有償サービスですが、1時間500円から1000円程度とシッターに比べて格安な反面、相性によってサービスの満足度に大きな差が出ると言われています。提供会員は一定の講習を修了しますが、有資格者もいれば育児経験がない人も含まれるほか、提供会員者数に対して依頼数が多く、利用したくてもなかなかサービスを受けられないという声もあります。『ファミサポが受けられずにシッターに子守りを依頼したら、仕事はプロだが日給が飛ぶ』と嘆く声もあり、安定した育児支援サービスが受けられるまでにはさまざまな課題があると言えますね」

実際のところ、ファミサポのサービスはどのようなものなのか。後半では、ファミサポが生活に欠かせないというヘビーユーザーママと、もう二度と頼みたくないと証言するワーママ、それぞれがファミサポを利用した実体験をレポートする。

▶︎後編に続く


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