「オジサンがランドセル背負って、何か問題でも…？」ノートPCもガッツリ。大人用ランドセルの衝撃「ここがポイント」

1965年に東京で創業し、ランドセル職人が立ち上げた工房を発祥とする革製品ブランド「土屋鞄製造所」から、ブランドアイコンである大人ランドセルの新型「OTONA RANDSEL FT 001」が、7月20日（木）より直営店舗とオンラインストアにて発売となります。

「OTONA RANDSEL FT 001」22万円／土屋鞄製造所（土屋鞄製造所 お客様サポート係）

「OTONA RANDSEL FT 001」22万円／土屋鞄製造所（土屋鞄製造所 お客様サポート係）

従来モデルにあったランドセルのフタ部分であるかぶせを無くし、トップが開閉することで全体のシルエットと開閉の所作がスマートになった今作。トップの曲線から直線的なボトムまでが流れるようにつながることで美しいラインを構築し、洗練された後ろ姿と所作を導く合理的なデザインに仕上がっています。

また、背面やショルダーベルトなど、ランドセル製造の技術を生かしたクッション性とフィット感の高さが、安定感のある快適な背負い心地を実現。メイン素材にはナチュラルな上質感の「ヌメ革」を使用し、革の風合いが深まるほど、味わいのある魅力的な表情に育っていきます。

カラーは落ち着いたブラック、オークの2種類。サイズはA4ファイル、13インチPC収納可な縦41.0×横29.5×底マチ12.0cmといった仕様で、ビジネスマンも納得のサイズ感。

どうしたって幼い印象が拭えないランドセル。しかし、マチがグッと細くなり余分なディテールも削ぎ落とされると、モノ本来が有するイメージとのギャップにより、むしろかえってモードに見えてくるという好例ですよね。

気になる価格は22万円。お値段こそ張りますが――ノスタルジー消費とはまた一味も異なる――モダンで大人にフィットするランドセル。使えば使うほど味が出て色気が増していくヌメ革と、タフな印象を持つランドセルとの相性が見事にマッチした逸品。購入から6年過ぎたあとの成長も楽しみで仕方ありません。

【問い合わせ】
土屋鞄製造所 お客様サポート係
0120-907-647
https://tsuchiya-kaban.com/

Text：Yasuharu Imai