和田の“責任感”が試される
『水曜日のダウンタウン』(TBS)
5月10日の『水曜日のダウンタウン』(TBS)では、「トリオ芸人、1人抜けてポンコツと2人きりになったら そいつとはコンビ続けない説」の第2弾が行われ、そのターゲットにされたのは、ネルソンズのネタ作り担当・青山フォール勝ち。
元々は和田と青山の同級生コンビ。そこにツッコミを入れたいと考えた和田が岸を加入させた。その際、青山は渋っていたという経緯があり、今も「ちょい下」に見られている感じがするという岸は、8:2で続けないのではないかと予想する。
しかし、ドッキリはあらぬ方向に進んでしまう。普段の言動から、和田がネルソンズを脱退するというのはリアリティがないため、精神的にキツくなって芸人を引退するというシナリオを選択。数日かけてやる気がなくなっていっていることを青山に印象付ける作戦をとっていく。だが、打ち合わせでやる気のなさを見せようとすると、やりすぎてただただ態度の悪いやつになってしまい、岸から「あんなやついない」と言われてしまう始末。
いよいよ引退を口にするも、青山から「やりたい仕事だけやれば良い」と譲歩されたり、「辞めるという選択地はない。勝手すぎる」と正論をはかれてしまい、なかなか辞められない。「え、辞められてない?」などと仕掛け人のはずなのに四苦八苦する和田まんじゅうの表情のひとつひとつがやたら笑えてしまった。
その後、「奇跡的」にようやく辞めることができ、いよいよ本当の検証がスタートするのだが、その意外な結末と、その時の和田の表情も必見だ。
『アヤツリ・スクワッド』(テレビ東京)
そんな和田まんじゅうがターゲットになるドッキリが行われたのが、ニューヨークとさらば青春の光による『アヤツリ・スクワッド』(テレビ東京)だ。6週限定のレギュラー番組として放送されたこの番組の第5夜と第6夜、つまり最後の企画。その内容は偽番組で取材NGの「芸能人が働く芸能人しか入れない高級エステ店」に潜入するというもの。和田はワイヤレスマイクをつけ、バレないようにお店をリポートするのだが、その間、様々な仕掛けが行われ、和田の“責任感”を試していく。
偽番組のディレクターを屋敷が操り、軍資金として100万円が渡され、待ち合わせ場所へ。
ものすごい緊張感。
そして店内に入ると、待合室には先客で有村昆がいるのだ。なんという絶妙なキャスティング。思わず笑いをこらえきれない和田のリアクションが最高に面白い。
店のスタッフからボディチェックをされ、録音・撮影一切禁止、発覚した場合は罰金1000万と聞いて、明らかに焦る和田の表情が絶品。
さらにはフードを深くかぶり、サングラス・マスクで顔を隠した河本準一も来店。
そして出勤リストには驚愕のメンバーが書かれているのだ――。
▼後編では、和田まんじゅうの一挙手一投足、その表情すべてが極上のエンターテイメント件をつまびらかにします!