最上級のラグジュアリーにして、超実用的な3WAY!
第562回目は、ボッテガ・ヴェネタのバッグです。
ブランドアピールをする手段は数あれど、「ボッテガ・ヴェネタ」のイントレチャートほど大人に相応しいアイコンはなかなかお目にかかれません。創業から50年以上の長きにわたって愛されるイントレチャートは、世代を超えて愛され続けているのがその証拠。ここ数年でマキシサイズや型押しデザインなどで、新たな息吹を吹き込んだ同ブランドのシンボルは、さらに存在感をアップさせています。そんな中で今シーズン、原点に立ち返るようにオーセンティックなイントレチャートのトートバッグ「アンディアーモ」がリリースされました。
40オーバーのFORZA世代の大人にとっては、「これこれ!」と言わんばかりに馴染み深いことでしょう。レザーの編み込みをデザインに落とし込み、ブランドのアイコンにまで押し上げたイントレチャート。本作は、上質なラムレザーを贅沢に使用しています。さらにハンドルまで編み込みで表現し、ゴールドのチャームがエレガンスを加速。身につけた瞬間に極上のラグジュアリーを滲ませます。
もちろん見た目だけにとどまりません。編み込みのストラップは、長さ調節により肩掛けから斜めがけまで可能にし、ハンギングと合わせれば3WAY! 収納力にも優れており機能性も申し分なし。実用性を兼ね備え、ひと目でそれとわかる存在感でリュクスな大人を香らせる。定番ディテールの新作は、まさに死角なしです!
マグネットフラップを開ければ、ジップポケットがついた仕切りを中央に配置した2層構造に。仕分けのしやすい大容量に加え、大きく開くのでアクセスしやすいのも見どころです。
結び目(ノット)をモチーフにした真鍮のチャームが、アイキャッチ抜群。色気を醸し出す配色の王道とも言える茶×金とあって、これだけで上品演出は十分と言えます。ノットはフックになっており、ストラップの着脱を可能にします。
中の仕切りはジップポケットの他にオープンポケットが二つ付属。ノットのフックでストラップから外せば、仕切りなしのシンプルな大型バッグとしても使用が可能。様々な使い方ができる振り幅の広さは、ありがたい限り。
より艶っぽさを強調するボルドーもラインナップ。ノットチャームとのコントラストは、ブラウンのモデルとはまた異なる印象を与えます。非常にソフトなレザーなので、クラッチ感覚で敢えてクタッとさせて持つのもアリかと。光沢の変化も視線集中に一役買ってくれます。
Photo:Naoto Otsubo
Styling:Takahiro Takashio
Text:Hayato Hosoya
【問い合わせ】
ボッテガ・ヴェネタ ジャパン 0120-60-1966