【後編】「もう私、彼氏も夫も要らない」性獣と化したアラフォー美女の恐るべし日常。

前編はこちら。

「私だって最初は、『彼氏』や『夫』の愛情を求めた時期もありましたよ。結婚して穏やかな家庭を築きたいと考えたこともありました。

でも私が付き合う男は全員ダメ男なんです。パチスロ好きだったり、風俗に通いまくっていたり、ソシャゲに重課金していたり。そんな人たちとずっと一緒にいても疲れるだけですから」

美優は学生時代も社会人になってからも、モテないわけではなかった。常に彼氏が途切れることはなかった。しかし美優と付き合うと、相手の男はとたんに甲斐性なしのクズ男になってしまう。

「一時期、ダメンズウォーカーって流行ったじゃないですが。私はあれだなと自分で思ったんです。でもよくよく考えるとそうじゃない。私が男の人をダメにしちゃってるし、そもそも私はダメな男の人としか付き合えないんですよ。

どうしてもダメな男の人を好きになっちゃうんです。辿り着く先は泥沼。貯金を根こそぎとられたこともあったし、殴られたこともありました。それでも別れない。バカでしょ？ 」