【マンガで紹介】その持ち方で上手に食べられるのが凄いです。オッハシ・ヘンナモチカータ氏 〈惜しいよオトコ・その65〉
私たちが日々の食事の際、当たり前のように使っているものといえば、お箸。ですが、身近なものであるがゆえに、細かいことまでが人目についてしまうものでして……。
というわけで今週ご紹介するのは、お箸の持ち方が独特な、オッハシ・ヘンナモチカータ氏。
小さい頃から、お箸の持ち方やマナーについては、繰り返し注意されてきましたよね。
でも、一度へンに身につけてしまったクセはなかなか直らず、そのまま大人になってしまった……という方、いらっしゃると思います。
独特な方法でお箸を持ち、器用に使いこなしていらっしゃる方を見ると、尊敬の念すら覚えます。
ですが、周囲が見ていてびっくりしてしまうようなお箸のマナー違反には、気をつけていただきたいものです(苦笑)。
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天然鮎が最高に美味しいシーズンです。
魚を食べる際、お箸を使って骨を美しく外せる方は男女問わず素敵ですよね。鮎のように骨が細かいお魚ならなおさら。そしてお箸の持ち方やその所作まで美しいと、さらに好感度がアップ。
一方、骨の外し方をレクチャーしているうちに、なぜか途中から偉そうになり、箸で人や物を指してしまうような方は惜しいです。
無意識のうちに、食事中に箸先をペロっと舐めてしまう方にも、内心ビックリしてしまいます。
実は私、いまだに箸を上手く使えません……。この漫画を描き終えてから気持ちを入れ替えました。「オハシマン」という正しいお箸の持ち方を教えてくれる動画を見ながら、毎晩練習しています。苦手な方、一緒にがんばりましょうね。
ところで、子どもってよくお箸で遊びませんか? 私自身、小学生の時はマーチングバンドの小太鼓、20代は趣味のバンドのドラマーでしたので、ウキウキしている日は今でもお茶碗を叩きたくなってしまいます(笑)。
一方、何もかも上手くいかない時は、ついがさつな態度になってしまい、マナー違反と知りつつ寄せ箸をしたくなってしまうことも。お箸は今の心情を表すバロメーターでもあるんですね。
理想の男性は、お箸を正しく持ち、マナーを守って美しく食事をされる方。
コロナ禍で一人きりでの食事が増えていますが、そんな時もマナーをきちんと守っていらっしゃる方は素敵ですよね。晴れて皆でわいわいと食事出来るようになった暁には、気絶のお箸使いを見せていただきたいです♡
それでは次回の「惜しいよオトコ」もお楽しみに〜。
Illustrations: Akiko Hiramatsu
Edit : Yukari Tachihara
平松昭子 Akiko Hiramatsu
イラストレーター/ブロガー 雑誌やWEBサイトをメインに、ファニーでエレガントなイラストやエッセイを執筆する。一方そのファッションセンスが注目され、女性誌のファッションスナップページなどに多数登場。着物を愛好し、
オシャレでキュートなイラスト満載のHPはこちら! http://akikohiramatsu.com