素敵なおじさまを求めて昭和な居酒屋へ
みなさま、こんにちは♡ お元気でお過ごしですか?
秋の人恋しい夜は、お家で煮物をつくり煮えきらない気持ちを美味しく消化しているmisakiです涙。
一緒に呑むお友達や殿方が既婚者の方が多いのですが、ああ私もそろそろ。なーんて思うこともあるのですが、私は自由だ! そうだ自由が丘に行こう!
という事で今回は自由が丘のおしゃれな街の一角にある、昭和トリップできる老舗のお店を訪れました♡
お洒落なタウンの横丁に歴史を刻む創業40年の焼き鳥「阿波乃里」へ
自由が丘駅から歩いて数分、北口裏側には昭和の匂いが残る横丁があるのです。今宵も赤提灯に誘われ〜おじゃましました。全席喫煙OKで、店前からは焼き鳥の煙がもくもくと。
店前での焼き鳥の焼き場や、やかんが目印の活気があるお店です。
こちらのお店のご主人は自由が丘ご出身で、10年前程から現在3代目で営まれています。この日はいらっしゃらず、4代目になる息子さんに色々と歴史を教えて頂きました〜。
仕事帰りのサク飲みなので、いつものホッピー白で。濃い目にはせずちびちび頂きます。今宵もホッピーで! ゆるーり♡
ホッピー セット(白)¥480、中華風冷奴¥380を注文。
今日は串焼きが売り切れてしまい、あまりなかったので、丁寧に炭火で焼かれた串焼きをたっぷり辛子+味噌で頂きます。うずらのたまご¥100 、つくね¥120も追加しました。
こちらのお店の名物は「牛もつの煮込み」¥450。先代から叩き込まれたという、40年続く優しい味の煮込みです! 七味をたっぷりとかけても美味しい〜。さっぱりとしていて、もつと大根が優しいお味です。普通のお店より、お椀が大きくておなかいっぱい。
店内はこのような感じです〜。カウンターと、2人席+複数席が奥に4つ程あります。
常連さんはだいたい開店と同時に訪れ、最近は夕方には帰られてしまうとのこと。
このご時世、自粛で飲食店が閉鎖店舗が多い時も地元の方の憩いの居場所を無くさないために営業されていたのだそうです。人を大切にされている、優しいお店です。
この日お邪魔した時は時間が遅く、串がなくなってしまったので早く閉店されてしまい、お客さんが少なかったのです〜。
とほほ……。でも平日から、一人飲みされている女性も最近は増えてきたのだとか♡
初代が徳島県出身だから、店名を「阿波乃里」とつけたそうです。
現在の3代目は10代の頃同店でアルバイトをされていました。その後、初代に指名されてお店を譲り受けたそうです。
その時、3代目は三軒茶屋で別の焼き鳥屋を開店していたのですが、そのお店は別の方に譲り、原点である「阿波乃里」にお戻りになったのだそうです。
こちらは息子さんの4代目です!
色々お話を伺い、呑み相手になって頂きました〜。ひとりで呑みに行く勇気を褒めて頂きました涙。お優しい方ですよ!
老舗に、人に歴史あり。駅周辺は、当時終戦直後のヤミ市などあったようです。ちなみに昔の駅の表記は「自由ヶ丘」で、今は「自由が丘」に。
もともと”自由が丘”は開業当初「九品仏前」と言う駅名で、昭和の初期に大井町線に新駅が誕生し、街の人々により新しく"自由ヶ丘"と名づけられたそうです。
そして自由を重んじる教育の流れが高まり、この街に自由ヶ丘学園が設立されたとき、1966年に駅名を正式に「自由が丘」と改称。九品仏前→自由ヶ丘→自由が丘、という町名の変遷があったとのこと。駅前で昭和を感じながら呑み、帰りに自由が丘スイーツをお家にお土産に帰るなんていかがでしょうか。
私は人生で初めて中学の時お付き合いした彼のお家が自由が丘だったので、当時の甘い思い出を胸に帰宅しました
世の中や時代の移ろいに左右されすぎず、人情を忘れず学びこれからも放浪し続けます♡
阿波乃里(あわのさと)
東京都目黒区自由が丘1-12-9 センタービル 1F・2F
営業時間 平日15:30~23:00、土日、祭日 13:00~21:00
※串がなくなり次第営業時間より早く閉店する日もあります
定休日 水曜日
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。
Photo&Text:Misaki Kobayashi
Edit:Takashi Ogiyama