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CAR Dr.ノリシゲの妄想ドライブ

新春キャンペーンを見逃すな! 統合を発表したPSAの3ブランドを要チェック

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説明しよう! 妄想ドライブとはヴェテラン モータージャーナリスト・ノリシゲセイイチが「このクルマにのったら、こんなことをしたい。こんなところに行きたい。この街道でぶっ飛ばしてチャンネーとこんなことがしたい!」と妄想の世界に遊ぶ気絶コラムである!

年度末商戦スタート。売る気アリなPSAブランドを狙え!

2019年、業界というか、世界を揺るがした大きなニュースといえば、カルロス・ゴーン被告人の逃亡劇です。007のような華やかさはないものの、報道ベースで伝えられるリアルな手口に、開いた口も塞がらない感じでしたね。いずれ真相が明かされるでしょうが、日本の司法制度さえ、あらためて考えさせられるキッカケになりました。

この逃亡劇が発覚した日から、さかのぼることおよそ10日間。かねてからウワサされていたグループPSAとFCAの統合が正式発表。その中身は50:50の対等合併とのことですが、売上高にして世界第3位の自動車企業連合が誕生することに。

で、ワタシの妄想コンパスは両社(車)ともに“今が買い時”を示しております。というのも、やはりコンポーネンツなど共有部分ができるとブランドの個性が薄れるから。安全基準のグローバル化でさえ、欧州各車は似たようなテイストになりましたので。

今回はまず、プジョー、シトロエン、DSのPSA各ブランドを検証してみましょう。なかでも、シトロエンとDSは昨年末に新春のキャンペーンを予告。この時点でドイツブランドさえお得な告知はありませんでしたので、年度末へのやる気十分とワタシは判断しました。

DS 3 CROSSBACK Grand Chic RIVOLI
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それではまずDSから。シトロエンも目的は同様ですが、ディーラーへの集客を目的に『DS NEW STAGE CAMPAIGN』を展開。来場者全員にDSオリジナルキーホルダーをプレゼント。キーホルダーなんて聞くとチープな印象をもたれるかもしれませんが、写真を見る限り普段使いできそうなオシャレ度。さすがラグジュアリーブランドという出来栄えです。

DS 3 CROSSBACK Grand Chic RIVOLI
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さらに1月11日(土)と1月12日(日)は、各地のDSサロンで「ガレット・デ・ロワ」ニューイヤーイベントを開催(両日とも15時から。金沢は18・19日開催)。その内容は、フランスでは新年のパーティでガレット・デ・ロワ(アーモンドクリーム入りのパイ)を食べる習慣があるらしく、じつはその中に一つだけアタリがあるそうな。で、見事幸運を引かれた方はフランス製『CHERBOURG(シェルブール)』の傘がもらえるという具合。なんとも粋なイベントなのです。

一方、シトロエンは来場者プレゼントに『オリジナル今治タオル』を用意。また、試乗された方には『シトロエン車モニター+ペア宿泊券(1泊2食付)』を抽選(全国)で5組10名に用意。さらに拠点ごとに、シトロエングッズが入った『シトロエンLUCKY BAG』が5名様(抽選)に当たるそうです。

どちらも公式Webサイトから事前にクーポンを申し込む必要がありますが、キャンペーンは1月末日まで有効ですし、どうせ買うなら楽しんだ方がお得です。その他、ニュースレターの登録などもオススメで、事前にオトクな情報がもらえます。フリーメール垢でOKなので皆さんもご購入前にバンバン登録しましょう!

DS 3 CROSSBACK Grand Chic RIVOLI
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直近のニュースではDSにコンパクトラグジュアリーSUVのDS 3クロスバックにエレガントなオフホワイトインテリアを採用した限定車「DS 3 CROSSBACK RIVOLI」がアナウンスされています(限定40台)。ベースグレードは「DS 3 CROSSBACK Grand Chic」。1.2リッター直列3気筒ターボエンジン(ガソリン)と8速ATの組み合わせで 税込み価格416万円です。

外観の特徴はこの先販売されるEVモデルのカラーリングを先取り。ベースカラーによりエキストラプライスとなりますが、オススメはバイトーンルーフ(2万5,500円高)仕様。お洒落なフランス車はボディカラーも楽しんじゃってください(組み合わせは画像参照)。予算がある方は上級モデルのDS7クロスバックがおススメです。

GRAND C4 SPACETOURER
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シトロエンも同様に内装がスペシャルに。クリーンディーゼルを搭載した7シーターMPV
のグランドC4 スペースツアラーにグレーベージュ内装を標準化しました。ご参考までに記すと「Citroën GRAND C4 SPACETOURER SHINE BlueHDi」は、2.0 リッター直列4気筒ターボディーゼルを搭載。トランスミッションは8速オートマチックで税込み価格397万2,000円。
1.6リッターのガソリンエンジン搭載車ならパノラミックガラスルーフ・ハンズフリー電動テールゲートがついて税込み価格384万円です。パパが乗って絵になるミニバン最右翼。

最後にプジョーです。コチラはキャンペーンというよりも売れ筋モデルのSUV、3008と5008に特別仕様車を設定。1月18・19日にデビューフェアを行います。現行型208はすでに売り切ったのか特にアナウンスはなく、308系は特別仕様車を継続販売中。

Peugeot 508 & 508SW
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近年のプジョーはSUVの印象が強いのですが、ワタシのオススメは依然としてフラッグシップの「Peugeot 508」です。ファストバックスタイルの流麗なデザインは、デビュー1年を経過したいまでも新鮮で魅力的に映ります(ステーションワゴンもいいのですが……)。

プジョー508のエントリー価格は、1.6リッター直列4気筒ターボ(ガソリン)搭載車で424万7,000円、ステーションワゴンが450万2,000円でともに税込み価格です。両モデルにはディーゼル搭載車もありますが、コチラは価格差が大きいのでしっかり検討してください。また、3ブランドとも今後は電動化を加速させます。

年度末商戦はすでにスタートを切っています。キャンペーンなどチャンスは最大限に生かしてブツヨク成就。お買い物を楽しみましょう。そして、2020年は自分基準でライフスタイルカーに乗る。そんな一年になるといいなと思います。

Text:Seiichi Norishige

■Peugeot Next Generation Plug-in Hybrid Range – Future is already born

 


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