大人はショーツ=アクティブじゃないんです
リゾートスタイルがトレンドの今シーズン。開襟シャツや柄シャツへの注目が集まると同時に、ショーツへの視線も例年以上に加熱しています。ショーツスタイルといえばアウトドア。いえいえ、キャンプやフェスに行くのならそれで良いですが、大人が街穿きするとなると都会的要素が欲しいところです。
そこで目をつけたいのが、タック入り。スラックスデザインをベースとしたショーツなら、夏の開放感を享受しつつも、あくまで大人然とまとまってくれます。もちろん、タック入りによって腰回りに余裕が生まれるのも魅力のひとつ。ただし、レングスは短すぎないものを選ぶのが賢明。大人の男性の肌見せは女性からの評判がイマイチですが、その要因が内腿が露出することみたいなので、立った状態で内腿が見えない膝上ジャストが理想です。トップスもTシャツ1枚ではなくシャツで上品に。色も控えめにして、あまり気抜けすぎないよう気をつけましょう。
BRIGLIA1949 ブリリア1949
選びもこなしも、スラックス基準が正解です
1プリーツとストレッチコットンの組み合わせにより、シルエットはテーパードを効かせたスリムでも、快適に穿くことができます。ショーツ特有の物足りなさも、裾をダブルにすることで解消。スラントポケットなどスラックス仕立ても相まって、まさしく大人のショーツとして理想的です。そのスマートな穿き姿は、シンプルにニットTとリネンシャツとでコーデが成立します。
BRIGLIA1949 ブリリア1949
スラックス顔なら、夏色だって品良く見えます
緩やかにテーパードを効かせたスリムシルエットは、裾まわりがタイト過ぎずもすっきりとした穿き姿に。コットンにポリウレタンを3%と多くブレンドした生地も、コンフォートな穿き心地に貢献しています。ガーメントダイによる自然な色合いとこなれ感も、大人の夏コーデに最適です。
COROGLIO BY ENTRE AMIS コロリオ バイ アントレ アミ
味のあるインディゴブルーを、大人な落ち着き顔で
ナポリのビーチからインスピレーションを得たコレクションからリリースされたのは、ガーメントダイによるインディゴカラーが夏気分を上げてくれる1本。コットンにポリエステルをブレンドした生地はさらりと軽快で、それでいてガーメントダイによるアタリ感が、こなれた雰囲気を楽しませてくれます。
NEAT ニート
リラックス&クラシックなグルカショーツが狙い目です
グルカサンダル同様に、19世紀に英国軍傘下にあったグルカ兵が着用していたグルカショーツ。このモデルはイタリア軍のグルカショーツをベースに、ショーツ内に風を通すゆったりとしたシルエットとアイコニックなアジャスターベルト。2タック入りでさらにゆとりを増したシルエットは、リゾート的にしてクラシックにも穿けます。
Photo:Naoto Otsubo
Styling:Takahiro Takashio
Model : Isao Takahashi(FORZAR)
Text:Masafumi Yasuoka
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