オトコとして生まれたからには、一度は手にしてみたいモノやコト。本企画は、そんな夢と憧れが詰まった、超絶ラグジュアリー情報をお届けいたします。実際に手に入れるか入れないかは、アナタ次第です!
最もストレスのかかるパーツに、クロコを使うなんて!
第31回目は、ボッテガ・ヴェネタのカバです。
[W45×H35×D20cm]138万5000円(税抜)※ステッチ加工によるイニシャルは別料金となります。素材・文字すによって料金は異なります/ボッテガ・ヴェネタ
トートバッグの「カバ」が人気を集めるのは、ボッテガ・ヴェネタらしさを存分に楽しめる、ナッパレザーを編み込んだお馴染みの手法を採用しているからだけではありません。時に、今回ご紹介するような超絶級の提案を楽しませてくれることも、その要因です。
本体は、ナッパレザーをお馴染みのイントレチャートで仕立てる一方で、そのハンドルにはクロコダイルを採用。いうまでもなくエキゾチックレザーにおける最高峰な素材を、バッグにおいて最も酷使されるパーツであるハンドルに用いるとは・・・、これぞ贅の極みです。
トートという形こそカジュアルですが、その手間の掛かる製法と希少レザーの組み合わせは、うかうかと休日バッグになんて使えません(笑)。たっぷり容量なので、車の助手席に置いてあまり持ち歩かないで済む旅行バッグとして使うのがいいかも知れません。もちろん、「ガンガン使い込むよ」なんて豪胆な方はご自由に。使い込むと艶を増し、味のある質感に育つのも「カバ」の魅力ですしね。
パーソナライゼーションサービスを使ってイニシャルカスタムも可能。写真はステッチ加工(有料)で、素材はなんとクロコダイル! クロコのほかにカーフとオーストリッチの3種類の素材を選べます。またイニシャルは内側のパネルにエンボス加工やスタンプ加工で入れることもでき、こちらは無料で行えます。付属のポーチにはブランドネームを記したメタルプレートが配されています。(※イニシャルカスタムはステッチ加工、エンボス加工、スタンプ加工のいずれか1種類のみ)
今季のカバはマグネット付きで、形を変えることができます。また大型のトートバッグでありがちな、口が大きく開きだらしなく見えてしまうのも回避。大きくとも、すっきりと構築感を維持した持ち姿になります。
職人によるレザーの編み込みと、希少なクロコダイル。まぁ、このお値段は納得といったところでしょう。とはいえ、本来カジュアルなトートであること、そしてミリタリーなオリーブグリーンであることから、遠目にはいかにもラグジュアリー自慢なバッグに見えません。シンプルゆえに長く使えることも考えれば、清水買いも大ありです。
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Photo:Naoto Otsubo
Styling:Takahiro Takashio
Text:Masafumi Yasuoka
【お問い合わせ】
ボッテガ・ヴェネタ ジャパン
0120-60-1966
http://www.bottegaveneta.com/
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