色や柄は、使えば使うほど色合わせや柄合わせが難しくなる。色や柄は、使えば使うほど、派手な色や強い柄に引っ張られて着る人の中身がボヤけてしまう。逆に、色や柄を抑えれば抑えるほど、素材やデザイン、シルエット、作りが浮き彫りになる。色や柄のないスタイルは、都会の中に溶け込み、すっと馴染むことが出来る。スーツスタイルでも、カジュアルスタイルでも、最近本当に色や柄を使わなくなってしまった。黒、白、ミディアムグレー。別に色や柄から逃げているわけではない。逃げるつもりもないけれど、自分の中身や本質、生き方をもう一度見つめ直す時期に来ているのかもしれない……。だからこの何年も、気分はずっとモノクローム。
あれ? 何の話をしてたんでしたっけ?(笑)
hoshiba
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