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TRAVEL いつか乗りたい憧れのあの船

海に浮かぶ遊園地! 子どもたちにプライスレスな船旅はいかが?

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子供から大人まで楽しめる巨大クルーズ船がデビュー!

40代に旅のスタイルとして提案したいのが、干場編集長も大好きなクルーズです。このコーナーでは、ぜひ一度体験したい魅力的な客船とそこで見ることができる絶景をご紹介。第13回目は、ノルウェージャンクルーズラインのノルウェージャン ブリスです。

世界第3位の規模を誇るクルーズ・グループ、ノルウェージャンクルーズライン・ホールディングスから、最新の船をご紹介しましょう。今年デビューするノルウェージャン ブリス。

船の先頭部分にはワイランド氏によるイラストが描かれている。

18世紀の末からドイツのパーペンブルクという町で船を造り続けている歴史ある造船所、マイヤー・ヴェルフトで建造されました。

横から見るとその大きさがわかるのではないでしょうか?なんと、20階建てに相当する高さ!
船内の中心部にある吹き抜け。シャンデリアの色は刻々と変化し、見る者を楽しませてくれます。
デッキのソファに座って、海風を感じながらカクテルを片手に陽が沈むのを眺める贅沢!

全長333.5メートル、総トン数16万8028トン、乗客数4004名、デッキ数20面、船体には、海洋アーティストとして世界的に知られるワイランド氏によるザトウクジラの親子の絵がアラスカの自然美の象徴として描かれています。陸から眺めるその大きさは、まるで巨大な高級マンションのようで、見る者を圧倒します。

こちらが最も多いタイプの船室。リラックスできそう!

船室は、落ち着きのある内装に、ソファ、化粧台兼デスクペースのある部屋、「バルコニー」が中心。バルコニーに出れば、自分の部屋からも海の風を感じることができます。

よりラグジュアリーな気分を味わうならザ・ヘブンへ。こちらは専用プール。

ザ・ヘブンと名づけられたエリアは、ほかとは一線を画す空間が広がっています。広々とした豪華な客室、専用のプール、プライベートレストラン、カクテルバーなどなど......ラグジュアリー船のような、プライベート感を求める人にもきっと満足できる造りになっています。料金はアップしますが、それだけの価値はあるはずです。

船上で最高時速50キロ弱のスピードが出るカートに乗ってレース!

ノルウェージャン ブリスは、子どもから大人まで、そして家族でも楽しめる施設が数多く備えていますが、まず、目を惹くのは、北米ベースの船としては初めて導入されたというレーストラック。なんと、船尾に上下2デッキ分のスペースを使ったコースが造られ、ゴーカートが楽しめるのです! 船のレーストラックとして最長の300メートルを誇り、最高時速50キロ弱のスピードが出るカートで、坂の上り下りや、くねくねと曲がるカーブを走れば、普段乗る車とは違い迫力満点! これは、ぜひ、体験してほしいです。1度に10人が参加できるので、家族で競争してみるのも楽しいのではないでしょうか。

子供から大人まで楽しめるウォータースライダー。

そのほか、廃墟となったスペースステーションを舞台にレーザーガンで打ち合うアトラクション、レーザータグやアクアパークと名づけられた船体からはみ出すようにチューブが伸びている大迫力のウォータースライダーもあります。もし、小さなお子さんと一緒なら、キッズ向けのキッズアクアパークがオススメです。

カジノには、機械相手のスロットマシン、ディーラーと対戦するカードゲームで勝負できます。

クルーズの定番、カジノに目を向けると、ブラックジャックやポーカーのカードゲーム、ルーレットなどのテーブルやスロットマシンの台が、船の中とは思えぬほど数多く並んでいます。さらに、女性に嬉しいディスコやフィットネス・クラブもあります。シアターでは、映画化もされたミュージカル、『ジャージー・ボーイズ』や、トニー賞受賞監督兼振付師のウォーレン・カーライルによってこの船のために特別にプロデュース・制作された『ハバナ』などを観劇することができます。

船尾にあるレストランのマンハッタンルーム。
メインディッシュにはロブスターやステーキを用意。

続いて、レストラン/カフェを紹介していきましょう。ライヴを見ながらスモークした肉料理が楽しめるテキサス・スモークハウスQ、美味しいメキシコ料理が食べられるロス ロボス、フランス料理のル ビストロ、トスカーナ料理のラ クチーナ、スイーツならチョコレートをテーマにしたデザート・レストランのココス、コーヒーならお馴染みスターバックスなどなど......2、3日じゃとても食べきれないほどのバラエティーに富んだいろいろなレストランがノルウェージャン ブリスの船内にはあります。

こちらのモルティングスほか、船内にはいたるところにバーが......。

お酒好きだったら、旅はさらに楽しいものになるでしょう。ノルウェージャンクルーズラインCEOが名前の由来になっているAリスト・バー、モヒート・バーのシュガーケイン、ウィスキーバーのモルティングス、ワイン・バーのザ・セラー、ビールを飲みたいなら24種の生ビールと50種類以上の瓶ビールを用意しているザ・ディストリクト・ブリューハウスなどなど、レストラン同様、数多くのバーが船内に点在しています。

また、ビートルズを輩出したことで知られるイギリス、リバプールのライヴハウス、ザ キャバーン クラブを再現したクラブでは、音楽を聴きながらお酒を楽しむことができます。

死ぬまでに一度は見たいアラスカの大氷河。まさに絶景!

夏はシアトル、冬はマイアミがホームポートとなり、北米を中心にクルーズするノルウェージャン ブリスですが、乗った際に、絶対に見てほしい絶景が、アラスカの大自然です! 船に描かれたような巨大なザトウクジラや大氷河――アラスカでしか見ることができない大迫力の風景は、一生の思い出になることでしょう。

この6月よりいよいよ就航がスタートしたノルウェージャン ブリス。夏のボーナスは、昨年より期待できそうという話もあることですし、この機会に、真新しい船でのアラスカ・クルーズ、家族で行ってみませんか? 子どもたちにとっても忘れられないプライスレスな体験になること間違いなし! です。

Text:Koichi Fujimoto(Kaihatu-sha)
Photo:Norwegian Cruise Line,Pixta

参考価格
アラスカハイライト 7日間 シアトル発
料金:$1,149~
寄港地:シアトル (ワシントン)~ケチカン (アラスカ)~ジュノー (アラスカ)~スキャグウェイ (アラスカ)~ビクトリア (ブリティッシュコロンビア)~シアトル (ワシントン)

【問い合わせ】
ノルウェージャンクルーズライン
https://www.ncl.com/jp/ja/







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