ライターの代名詞的ブランドは、もともとレザーを扱っていた?
大好評の鉄板定番beyond、第3回目は、高級ライターの代名詞エス・テー・デュポンです。
1872年に創業したエス・テー・デュポン。トラベルケースをはじめ、レザーグッズの名門として地位を確立した同ブランドですが、第2次世界大戦時にレザーの供給が困難となったことから、ライターの製作に乗り出したことはあまり知られていません。あのピカソも愛したデュポンの漆塗りライターの魅力を堪能してください。
何度も塗り重ねることで、艶と深みのあるグラデーションを表現。まるで太陽のように中央から外周に向かいグラデーション状に濃くなることを、サンバーストと呼びます。もちろん、ひとつずつ職人の手塗りにて。ちなみにロゴは、1953年当時のものを復刻しています。
デュポンといえば、甲高くも重厚感のある蓋の開閉音で有名。漆の美しさを、より際立たせます。下部には、1953の年号や、当時の漆製品に記されていた漆の葉のロゴが。また、職人の技術を象徴するマーキュリーの馬車の車輪と翼をモチーフにしたホールマークも。
各16万6000円(税抜)/エス・テー・デュポン
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Photo:Tetsuji Hanabusa
Video edit:Shion Kubo
【問い合わせ】
エス・テー・デュポン銀座ブティック
03-3575-0460
https://www.st-dupont.com/jp/
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