『FORZA STYLE』では、シンプル&ベーシックな装い方をしているセレブをピックアップし、その着こなしやアイテムをご紹介。今回は、最速で秋ムードを高めるネクタイ選びとコーディネートを学びたいと思います。
LESSON 164 最速で秋ムードを高めるネクタイ選びのコツ
日中の陽射しも和らぎ、緩やかに秋を感じ始める10月。まだまだ本格的な厚着はできませんが、秋らしいエッセンスを服装にも加えたくなりますよね。そんなダンナのために、最速で秋ムードを高めるネクタイ選びのコツをヨハネス・ヒューブルから学びたいと思います。
ベースになるのは、知的さが漂うライトグレーのジャケットにホワイトパンツを組み合わせた上品なコーディネート。キモとなるのは、ずばりVゾーンの作り方です。ボルドーのピンストライプシャツに、グリーンの小紋タイを組み合わせることで、最速で秋らしい色合わせのコーディネートが完成します。
また、ストライプのピッチや大剣の幅を細めることで、渋い色合わせながら程よいモード感をも演出し、若々しさもキープ。トレンドである英国的なムードも感じさせる、ハイセンスなVゾーンに仕上がっています。クラシックなブラウンのドレスシューズとサングラスを組み合わせれば、さらに秋らしさが増し、大人の渋さも引き立つこと間違いありません。
本格的に涼しさが増す10月後半〜11月は、ホワイトパンツからリジットデニム(濃紺)に変更するのがオススメ。気温差が激しい秋は、パンツの濃度を上げることで簡単に季節感を演出できます。
まだまだ夏気分が抜けないダンナのみなさま、まずはヨハネス・ヒューブルに習ってネクタイを変えてみてはいかがでしょうか? いつものジャケットスタイルが秋らしく激変して見えるはずです。
Text:Satoshi Nakamoto
【ヨハネス・ヒューブルのように装うならこんなアイテムがオススメ】
カシミアらしい柔らかな発色が目を惹く生地は、バスケット織りのような組織でほんのりとメランジ感があるのが特徴。ふんわりと柔らかなカシミア特有のタッチの良さは言わずもがなですが、毛足が短くカットされ、織り感があるので、カシミア生地にありがちなシニアっぽい雰囲気は一切ありません。
※このコンテンツの商品は講談社とBRSHOPのECサイト、FORZA STYLE SHOPにて安心してお買い求めいただけます。ぜひお役立てください。
赤系のストライプシャツの中でも最もシックな雰囲気を漂わせるのがボルドー。スタイリングに華やかさとエレガントさをもたらしてくれます。ベーシックなセミワイドカラーは、どのタイプのジャケットとも相性が良く、Vゾーンのバリエーションと奥行きを広げてくれます。
立体的な織りを駆使することでシルクの艶感に深みを持たせているISAIA(イザイア)ネクタイ。幾何学調の織柄にスクエアドットをミックスしている硬派感が、たまらなく素敵です。
毎シーズン、さまざまな生地が用意されているインコテックス。しっかりとした生地感が特徴的なトリコチンは、ストレッチにすることで柔らかなタッチと快適な穿き心地を実現しています。ガーメントダイが施されることによって、ヴィンテージ感漂う仕上がりに。