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来日したFay ジェネラルマネージャーのロベルト マニャーニに 編集長・干場がインタビューを敢行!

2016.10.27
2016.10.27

あらためてFayの魅力を再確認した夜

2007年にトッズグループに入社し、2011年よりFay ジェネラルマネージャーのロベルト  マニャーニ氏が来日。編集長・干場がインタビューに出向き、先日開催させていただいたFORZA STYLEのイベントの報告、お礼を含め、さまざまなお話を伺ってきました。

干場義雅(敬称略/以下干場):先日、FORZA STYLEでFayのイベントをさせていただきまして、ありがとうございました。

ロベルト  マニャーニ(敬称略/以下ロベルト):私こそお礼を申し上げなくてはです。ありがとうございました。

干場:来場いただいた方も喜んでおられました。

ロベルト :Fayがどんなブランドであるかを干場さんに語っていただいたことが、ブランドにとって一番幸せなことだったと思っています。

干場:ありがとうございます。ただ、いま一度Fayというブランドについて簡単に教えていただけますか?

ロベルト :Fayは、1980年代後半にデラバレ氏がアメリカに出張した際、ボストンにあった消防士のユニフォームメーカーに興味を持って購入したことが出発点になります。消防士の制服だったので丈夫でしたし、留め具のディテールはアイコンとしてもインパクトがあり、そこから発展させてデラバレ氏がウェアを生み出すことになりました。ですから、クラシックとスポーツウェアのふたつの要素が重なっており、建築家や弁護士といった職種の方々が羽織ると颯爽と決まる、真面目なんですがオシャレなエッセンスも感じさせるウェアへと成長していきました。

干場:Fayが誕生して、何年ほどですか?

ロベルト :1989年にトッズグループに入りまして、イタリアで作り始めてからは27年ほどです。

干場:90年代のイタリアでは、皆さんが着ていたイメージがあります。

ロベルト :そうですね。ミラノっこ達の気質に合っていたのかもしれません。ですから、Fayとミラノは切っても切り離せないと思います。

干場:ミラノはクラシックで、ネイビー、グレーに、白やサックスブルーのシャツを着て、ブラウンのシューズを履くようなイメージが強いんですが、そこにスポーティさを感じるんです。

ロベルト :ミラノではエレガントに着こなす際はもちろんクラシックなスーツでビシッと決めるんですが、その上にややスポーティなナイロンコートやミリタリージャケットを羽織ることが多いんです。それは彼らが移動する手段としてバイクを使用することが多く、風や雨を受けることもあるので、カシミアではなく機能性の高いナイロンのアウターを合わせるんだと思います。

干場:ミラノの人々は、あまり色を使わない印象があるのですが、それはなぜですか?

ロベルト :まず、絶対にグレーですよね。あとはミリタリーを感じさせるカーキグリーンやグリージョ(グリーンがかったグレー)が大好きですね。でも、よく見るとドコかに間違えたような色を少しだけ足すのがミラノ流なんですよ。

干場:えっ!? 

ロベルト :イタリア語でコローレ ズバリアート、”間違えた色”っていうのを取り入れて、全体の調和を崩しながら着こなすっていうのがミラノの人々のファッション観に組み込まれているんです。

干場:それは面白い! 初めて聞きました。

ロベルト :あんまり完璧すぎるとつまらなくて、退屈な着こなしになるので、コローレ ズバリアートが欠かせないんです。その小さなディテールが小さくても大きな役割を果たすのです。

干場:確かに、Fayの商品にしても、トッズのものにしても、ちょっとだけアクセントがありますもんね。裏側ポケットの玉縁とかも。

ロベルト :まさに! その通りです。あんまり主張しないところでアピールする。完璧でクラシックな着こなしの中に、カフスなどで派手な色を足して、興味を引かせるんです。”ちょっと違うな”と、思わせるテクニックがポイントなんです。

干場:そのマインドは非常に大切ですね! 今まで何十年とイタリアの取材をしてきましたが、これは初めて聞きました。コローレ ズバリアートは使います。

ロベルト :これは、僕らのフィロソフィーにもなるんで、予期しない使い方として取り入れてもらえたら嬉しいですね。

干場:日本では、Fayをどんな方々に、どんな風に着こなしてもらいたいですか? やっぱりイタリア人のようにシックに着て欲しいですか?

ロベルト :日本人のお客様のファッションに対する感性の高さには驚くことが多いですし、日本にはいろいろなタイプのファッションや着こなしがありますので、そういう方々にはFayのアイテムをクリエイティブに着こなしていただけると、楽しいです。Fayの色々なアイテムを色々な方々にバリエーション豊富に着こなしていただきたいです。

干場:イタリア人のように着なくていいんですか?

ロベルト :日本人の方々の着こなしは、自分たちの想像を越えてくるので、自分たちイタリア人が予想できないような着こなしをしてくれたら嬉しいです。じつは、お見せしたいものがありまして。先日、ローマのトレビの泉の前で日本人の紳士に出会ったんですが、彼はかなり昔の大きな留め具の付いたFayのコートを着ていました。この着こなしはスゴい、と驚いて、その場で声をかけて写真を撮らせていただきました。その後、仲良くなって一緒にビールを飲みに行きました。

干場:いいですね(笑)。

ロベルト :Fayを自分のものにして着こなせるのは、世界中で日本人だけだと思います。実際、アズ ユー ライクで着こなしていただくのが一番です。

干場:アズ ユー ライクってイタリア語で、なんていうんですか?

ロベルト :コメ ヴオーレです。

干場:今後、Fayが描いていく未来とはどんなものですか?

ロベルト :まず、FayのDNAをしっかり継続させていきます。そして、もっとインターナショナルになっていかなくてはいけないとも思っています。イタリアのブランドですから、イタリアらしさを失わないまま、もっとインターナショナルなブランドに成長していきたいです。”ダブルライフ”という、例えば朝出勤するべく着ていった真面目な服が、そのまま素敵な夜の食事にも着替えずに着ていけるというものが、Fayのキーワードになっています。かつては、仕事の服のままで女性とのデートには行けなかったんですが、今はそんなことはなく、Fayはその1着で朝から晩まで対応できる服を作っていきます。購入していただいた方が気に入ってくださったら、シチュエーションを選ばずに気持ち良く着られるアイテムを作り続けていきたいと思っています。

干場:このインタビューをしてみて、Fayの1番ベーシックなネイビーのコートを購入することを決意しました!

ロベルト :ブラボー!! あのコートは、どんなシチュエーションにもハマると思いますよ。

干場:今日は、Fayというブランドへの理解がより深まりました。インターナショナルに発展していくお手伝いをFORZA STYLEで一緒にできれば、と思っていますので、よろしくお願いします。そして今日は、ありがとうございました。

ロベルト :その言葉をいただいて、嬉しく思います。干場さんはFayのあるべき姿を理解していただけていると思いますし、今後もご一緒できたら光栄です。ありがとうございました。

Photo:Ko Maizawa
Text:Ryutaro Yanaka

ロベルト マニャーニ

長年に渡りファッション業界、イタリアの高級ブランドで経験を積み、2007年にトッズグループに入社。 トッズグループのセールスジェネラル マネージャーとして活躍後、2011年よりFayのジェネラルマネージャーとしてブランドを統括している。経営経済の学士号を持つ。

アイテム
ジャケット/Fay
ニット/Fay
シューズ/トッズ
時計/ジャガールクルト
(すべて私物)

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