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日産に余力はあるか!?ナバラベースでどう?伝説のSUV「テラノ」が復刻されるならこうなる!!

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■ランクル70のようにデザインは当時のまま、中身は最新にブラッシュアップ!!

テラノは北米では「パスファインダー」という名で初代モデルから販売されており、いまも5代目モデルが販売されています。5代目パスファインダーは2021年にデビューしたモデルで、全長5mを超える大型のクロスオーバーSUV。ただ、日本のテラノのイメージとは違い、乗用車感覚が強くなっています。

そのため、パスファインダーをベースにテラノを復刻させるなら、当時のテラノのようなデザインをとりいれる必要があります。トヨタのランドクルーザー70が、1984年のデビュー時からほとんど変わらないスタイリングで日本復活したのと同じようなイメージで、初代テラノのスクエアで洗練された都会的なデザインをベースに、ライト類はLEDで最新の表現にブラッシュアップし、インテリアには機能を重視しつつも遊び心を加え、トリムオプションやシートアレンジなどでレジャーユースに応えられるようにしてはどうでしょうか。

パワートレインにはディーゼルエンジンが欲しいところです。日産には幅広い車種に採用される直噴ディーゼルエンジン(YD型)がありますが、テラノに採用するなら、最新の環境性能に対応した改良を施すか、新開発のものを用意する必要があるでしょう。e-POWERを用意するという手もありますが、テラノの個性を考えると通常のエンジンモデルがほしいところです。

 

■パスファインダーよりもナバラベースのほうがいいかも

ただテラノは、前述したように、もともとダットサントラックをベースとしていたモデル。そのため、その系譜を引き継ぐ小型ピックアップトラックモデル「ナバラ」をベースとするほうが、テラノのオリジナリティも含めて復刻できそうです。

現行型のナバラ。小型ピックアップとして東南アジアをはじめグローバルモデルとして人気だ

ナバラはタイをはじめとする東南アジアや中国、中南米、南米、ヨーロッパなどで販売されている商用モデル。日本には導入されていませんが、三菱の「トライトン」とプラットフォームを共有する兄弟車であることから、いまナバラにおいても日本市場導入が期待されています。

ただ、同じピックアップトラックを導入するよりも、ナバラをベースにテラノを開発してリリースしたほうが、ユーザーにとってはより選択肢が増えてありがたいところ。復刻すれば、クロスオーバーSUVのラインアップが充実した現代においては、トライトン同様に、インパクトのある一台になるでしょう。ぜひ検討してほしいと思います。

Text:立花義人、エムスリープロダクション
Photo:NISSAN



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