「もはやSUVメーカーじゃん」マツダのSUV、多すぎてよくわからないから、ラインナップを確認してみようじゃないか

■米国向けの3列シートクロスオーバーSUV「CX-90」

北米市場ユーザーのニーズを踏まえて開発された、マツダ車最大のSUVが3列シートクロスオーバーSUV「CX-90」です。2023年春より米国で発売開始となりました。

全長は5100mm、全幅は1994mmにもなり、乗員全員が快適に過ごせるよう、全ての席の空間を拡げ、3列目には3人掛け用シートや専用空調吹出し口を設定。北米市場では重要な、トーイング性能の強化もなされています。

ラージ商品群で最大サイズとなるCX-90。北米市場向けにはPHEVと48Vマイルドハイブリッドシステムの2種類が設定されている。

■北米向けの2列シートラグジュアリークロスオーバーSUV「CX-70」

北米市場にはまた、2024年春に2列シートラグジュアリークロスオーバーSUVの「CX-70」が登場しています。

ラグジュアリーカテゴリに向けたミッドサイズSUVとして北米市場にフォーカスされたモデルで、3.3L直6ガソリンターボにM Hybrid Boost（48Vマイルドハイブリッドシステム）を組み合わせたハイブリッドと、2.5L直4ガソリンに電動モーターを組み合わせたプラグインハイブリッドという2種のパワートレインが採用されるなど、全グレードに電動化技術を採用。

3列シートのCX-90の米国ベース価格よりも値付けが高く、上級カテゴリに向けた、ラグジュアリークロスオーバーSUVです。

2024年春より米国およびカナダで発売となったCX-70。重点市場である北米市場にフォーカスした、ラグジュアリークロスオーバーSUV