「もはやSUVメーカーじゃん」マツダのSUV、多すぎてよくわからないから、ラインナップを確認してみようじゃないか

■グローバルで大人気、ミドルクラスSUVの「CX-5」

日本市場のほか、北米、中国、欧州、その他の国でも販売されているCX-5。毎年のように商品改良がおこなわれており、直近では、2023年9月に年次改良を受けています。2.0Lガソリンエンジンと2.2Lディーゼルエンジンがラインアップされており、日本国内の車両価格は税込290万円～です。

2023年9月に年次改良を受けたCX-5。新たに、レトロモダンの世界観をテーマにスポーティさを融合した特別仕様車「レトロスポーツエディション」を設定した

現行CX-5は2017年2月登場と、すでに7年が経過しており、そろそろ次期型の登場が期待されるころですが、マツダは、2024年3月期決算発表会において、次期型CX-5を開発している旨を示唆しており、また次期型モデルにはマツダ製のハイブリッドを搭載する計画を明らかにしています。

マツダはまた、次世代の電動ユニットに合わせる新たなロータリーエンジンを開発中としており、5月末にはそのテストユニットを公開しています。次期CX-5に搭載されるマツダ製のハイブリッドが、その新たなロータリーエンジンを採用したものになるのか、注目したいところです。

■スモールサイズのクロスオーバーSUV「CX-30」

スモールサイズのクロスオーバーSUV「CX-30」は2019年10月にデビュー。CX-5と同じく、日本市場のほか、北米、中国、欧州、その他の国でも販売されています。

MAZDA3の車高を上げたモデルであり、ロングノーズとスタイリッシュなキャビン形状を備えています。日本国内の車両価格は税込255万円～と、CX-5よりもリーズナブルな上に、質感の高いインテリアを備えており、魅力の高い一台に仕上がっています。

2023年9月に商品改良を受け、レトロモダンの世界観をテーマにスポーティーさを融合した特別仕様車「レトロスポーツエディション」を設定されている