歴史ある名作がベースというのも、男心をくすぐります
第155回はジェイエムウエストンの1938 テニスです。
フランス生まれの「ジェイエムウエストン」は、「ゴルフ」をはじめ名作レザーシューズを数多く輩出する、ラグジュアリーなシューズブランド。その上品な履き姿はスニーカーでも同様で、中でもこちらの「1938 テニス」は、ゴルフに並ぶ名作で知られています。そんなアイコニックなモデルに今シーズン、スエードが仲間入り。
上質なスエードアッパーを纏った1938 テニスは、プレーントゥのような端正なフォルムも相まって、大人の色気を醸し出す佇まいに。その名の通り1938年に誕生したアーカイブをベースに現代的なアップデートを施しています。インソールにはコルクを採用し、スニーカーにありがちな蒸れを軽減。エラスティックシューレースを使用しているため、スリッポン感覚で履けるのも見どころです。
レザーシューズに負けず劣らずの履き姿を、スニーカーの快適さで楽しめるのは、実に今どき。大人の休日スタイルの格上げはもとより、ビジカジコーデの足元にもピッタリです。
アウトソールはJMWのロゴが並べられたモノグラムデザインを採用。スニーカーでありながら、1度だけソールの張り替えができるのも魅力の一つです。
定番展開しているのが、こちらのキャンバス。随所にレザーパイピングを施し、さり気なくリッチな雰囲気を添えています。リゾートシーンにもぴったりなネイビーは、春夏の爽やか演出にももってこい。
ベージュのキャンバスアッパーとブラックのラバーソールとのコントラストが、アイキャッチ抜群。目を引く存在感を示しながらも、あくまでもシンプルデザインですから、コーディネートしやすいんです。
上のバイカラーと同じく、こちらはベージュとホワイトのコンビ。軽快な印象を与える一方で、パイピングレザーがぐっと引き締めます。ライニングにはレザーを採用しているので、履くほどに自身の足型に馴染み、より快適な履き心地を楽しめます。
Photo:Naoto Otsubo
Styling:Takahiro Takashio
Text:Hayato Hosoya
【問い合わせ】
ジェイエムウエストン 青山店 03-6805-1691