やりすぎ厳禁!
ひと昔前のコマーシャルで「芸能人は歯が命」という宣伝があったことを知っている方は、おそらくすでにオジサン世代。
しかしこの宣伝文句のせいで、歯の白さに異常に執着してしまうのも、このオジサン世代だったりします。
その結果、ホワイトニングのしすぎで以上に歯が白いおじさんがいることが気になってしまうのは、実は若い世代の共通認識なのではないでしょうか。
そう、まるであの「怖い人気アニメ」のキャラクターにしか見えかなったりするのです。
あるいは真っ黒に日焼けして歯だけが真っ白な芸能人やスポーツ選手も、本人はそれが健康的と思っているのに、まわりからは揶揄の目で冷笑されていることがほとんどだという事実から、目を背けてはいけません。
なぜオジサンはホワイトニングをしすぎるのか
ではなぜ一定の年齢を過ぎたオジサン世代の中には、歯が白すぎるオジサンが紛れているのでしょう。
まずはオジサンがホワイトニングする際のメリットについて考えてみましょう。
① 強烈な若返り願望
オジサンを自覚しはじめると、年齢とともに外見の変化を意識しやすくなります。
シワや白髪などの老化現象が顕在化してくる中、白い歯はホワイトニングでなんとかケアでき、それは若々しさと健康の象徴とされています。
そのため歯を白くして見た目を若返らせたいという強い願望が生まれてしまい、度が過ぎると「歯が真っ白すぎオジサン」になってしまうのです。
② 仕事上のイメージアップのため
オジサン世代ならば、職場での評価を気にすることは普通と言えば普通です。
そしてビジネスの場では、第一印象が非常に重要となり、清潔感のある白い歯は、信頼性やプロフェッショナルな印象を与えるポイントであることも確かです、
人と接する機会が多い職業では、ホワイトニングによって外見を整えることが職業的成功につながると考えている方もたくさんいることでしょう。
③ メディアに踊らされすぎてしまっている
テレビやインターネットなどのメディアで、芸能人やインフルエンサーが白い歯を見せて笑う姿を頻繁に目にします。
つまり「歯が白いことこそ正義」、のような風潮がメディアによって拡散されています。
オジサン世代もその影響を受け、自分も同じように見られたいという願望が強まり、ホワイトニングを積極的に行う動機となっています。
自然な清潔感のある歯が一番!
何事もやり過ぎないことが一番。職場の同僚や女性たちから見れば上司や先輩に対してその不自然さをツッコミしたくても気を使って言いにくいものです。
オジサンは白い歯ばかりに気を使うより清潔感のある口元にすることを考えるべきです。
きれいな歯並びはもちろんですが、口臭予防やかさついた唇になっていないかを考えるべきです。
出勤前の歯磨きはもちろんですが、ランチ後の歯磨き、リップクリームで唇を保湿する方が高額なホワイトニング施術料を払うよりコストパフォーマンスは断然良いはずです。
その上でホワイトニングをする場合は、過剰なホワイトニングだけは避けてくださいね。
TEXT:FORZA STYLE