「プレゼント交換会のたびにモヤモヤ…」うちはひとりっ子なのに、義姉は多子。「もうやめにしない？」と勇気を出して言った時に起きたこと。

兄たちは皆結婚しており、子どもの数は長男兄が２人、次男兄と三男兄が３人、千里さんからすると甥と姪は合わせて８名いるようだ。みんな地元で暮らしており、転勤する前はお互いの家をよく行き来していた。

「私も娘が生まれてからは、兄と会う機会が増えました。子どもたちは年齢が近く、一緒に遊んでくれたのは助かりましたね。それと同時に義姉にも会うんですが、とくに次男兄の嫁に対して不満がちょっとずつ増えていったんです」

転勤前、大好きな甥と姪の誕生日会には毎回参加していたらしい。子どもたちの成長が嬉しく、独身の頃から全員へプレゼントを用意していたようだ。しかし、千里さんも家庭を持ち娘が生まれてからは、甥と姪の合計８名へのプレゼント代が負担になっていた。

「結婚してから、次男嫁は私たち夫婦になにかとがめついんです。こちらは子ども１人なので、プレゼント代の負担が大きくて……。独身の頃は残業も多くバリバリ働いていたのでよかったですが、専業主婦になってから毎年８人ぶんのプレゼントを用意するのはキツくなりました。

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次男嫁から、今年はこれがいい！とリクエストが来たタイミングで『お祝いしたい気持ちはあるけど、私たちも仙台にいるしプレゼント交換は一旦やめよう、８人ぶん購入するのもけっこう大変なの』とやんわり伝えたんですが、彼女は納得いかなかったようで……」

☆「千里ちゃんたちは一人っ子だし、金銭的に余裕あるでしょ？」後半では、一人っ子ママにたかってくる多子世帯ママとのバトルについてリポートしたい☆

取材/文　錦城和佳