ラングラーの名品「111MJ・11MW」をはじめ “幻の10MW”まで徹底的に再現!
Wrangler(ラングラー)のマスターピースを忠実復刻する「THE ARCHIVES」は、伝説的なプロダクトを現代に蘇らせるプロジェクト。ワークウェアの大手、ブルーベル・オーバーオール・カンパニーが社運を賭けて、1947年に世に送り出したジーンズのサラブレッドを、現存する数少ないヴィンテージピースを解析し、特徴的なディテールや縫製、当時話題となった付属品までを徹底的に再現しているのも見どころです。
今も昔も変わらず、カウボーイたちから絶大な支持を受けるラングラー
今回の「THE ARCHIVES」では、ラングラーの歴史を辿るうえで欠かすことのできない名品11MW、11MWZ、10MW、111MJ、11MJZの全5型をリリース。なかでも、ヴィンテージでも現存数が少なく、1964年の1年間のみしか製造されていない希少性ゆえに“幻”といわれている10MWが待望の復刻です。
プロ・ロデオ・ライダーに向けた”真の”ウエスタン・ジーンズ11MW
全米のロデオ・サーキットに顧客をもつウエスタン・ウェアーのカスタムテーラーを営む「ロデオ・ベン・リヒテンシュタイン」によりデザインされた「11MW」。深めの股上と腰回りの最適なホールド感、高めのバックポケット位置、サドルを傷つけないノースクラッチ・リベット、トロフィーバックルのスペースが確保された広めのフロント・ループ間など、ロデオ競技のサドル上での過酷なアクションに耐えうるディテールが特徴です。
1950年にRCAオール・アラ ウンド・カウボーイのタイトルを手にした「ビル・リンダーマン」の肖像がフラッシャーに加わった1951年モデルの復刻です。
ロデオ競技時にサドルホーンが引っ掛かり事故に繋がることを防ぐジッパー仕様
バックポケットにマウントされるブランド・レーベルは、より耐久性の高い素材へとブラッシュアップされ、ロデオ・ベン・シグネチャー・ウォッチ・ポケットや、逆巻きのバック・ヨーク(山ハギ)、7ループなど、ラングラー・ジーンズのアイコンは他社の主流な製品と比較し、傍流ともいえる独自の存在感を放つ「11MWZ」。
ジッパー仕様である本モデルはその利便性もさることながら、ロデオ競技時にサドルホーンが引っ掛かり事故に繋がることを防ぐ効果ももたらします。生地の重さを表す際、これまでは1ヤード × 生地の巾(約28インチ)で 「11oz」と表記していましたが、本モデルでは1ヤード × 1ヤードに換算した「13.3/4oz」と変更されました。
1964年わずか1年間のみリリースされたラングラー最大の異端児モデル
1964年わずか1年間のみリリースされたラングラー最大の異端児モデル「10MW」。アウトシーム、インシーム共にラングラーの象徴である「rolled seam(巻き縫い)」ではなく「open seam(割り縫い)」で縫製され、セルビッジが見られます。
ややテーパードするカットやダック・テイル気味に直線的なヒップ・カーブなどライバルブランドを彷彿させるのも特徴で、使用されるデニム・ファブリックは当時、右綾、左綾共に混在したが、本復刻では右綾を採用しています。
ジョン・ レノンが公私ともに愛用したジャケット「111MJ」
カスタムテーラー「ロデオ・ベン・リヒテンシュタイン」による緻密なデザインワークが他社とは一線を画すジャケット「111MJ」。1950年に通称PROTO MODELと呼ばれる「11MJ」からブラッシュアップされて登場した本モデルでは、サイレントWステッチが輝く左右のチェストポケットやフロント・プリーツといったディテールは継承しつつ、サドル上での運動性を高めたアクション・プリーツが背面に機能追加され、フロント・プリーツはラングラー独自のディテールである「丸カン止め」が登場。
トップ・ロデオ・スターズ・ウェアとしての歴史を持つが、後にジョン・ レノンが公私ともに愛用したことにより「111MJ」に新たなアイデンティティが加わりました。
フロントがジッパー・クロージャーのモデルこそ、ラングラーの真骨頂
1956年に、それまでのボタン・クロージャー・モデルに追加投入された「11MJZ」。独自のデザイン性もさることながら、グローブをした手での開閉の利便性も高く、多様なニーズに応えるラングラーの姿勢が窺えます。
両サイドには初めてハンド・ウォーマーが付き、アクション・プリーツは継承しながら、背面両脇部のアジャスターはエラスティック製となり、独特の美しいシェイプラインを描きます。
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リー・ジャパン カスタマーサービス
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