スニーカー好きからも一目置かれて、洒落者のワガママも叶っちゃいます
第104回はオートリーのメダリストです。

群雄割拠のスニーカー市場において、名作と呼ばれるモデルも数知れず。ひと目でそれとわかり、威張りの効く一足とあれば、定番や名作は最も頼りになる存在と言えます。一方で、人気があるゆえに“人と被りやすい”のも事実。バックボーンのある歴史的な名品を履きたいけど、被りたくない……というジレンマを感じている方も多いことでしょう。前置きが長くなりましたが、今回はそんな方にこそ推したい一足です。
ご存知米国発の「オートリー」を代表する「メダリスト」。85年にリリースされ、当時のテニスシューズをベースにしたローテクは今もなお愛され続けています。そんな名作の新作となるこちらは、ベースはそのままにアッパーの一部をキャンバスの切りっぱなしでデザイン。ひとクセあるディテールが、目を引くアクセントになっているんです。
このさり気ないマイナーチェンジは名作ほど効果大。誰もが知っているからこそ、際立ちますからね。まさに“語れて被り知らずな名作”と言えるかと。ファッショニスタ達のツボを押さえた、クセありな逸品で差別化を図ってくださいまし。

ソールのディテールは変わらず。テニスシューズ由来のシンプルなラバーソールを採用し、デイリーに使うには十分なグリップやクッション性を備えています。

ヒール部分の履き口には、エンボスでロゴが鎮座。同色ゆえに主張しすぎず、こなれ感を演出。オンオフ問わずには着こなせるのもポイントです。

よりインパクトを強調するなら、ホワイトとグリーンのコンビカラーがオススメ。ほつれのディテールがより強い存在感を与え、アイキャッチ効果は絶大。デニムと合わせて男らしく攻めるもよし、キレイめコーデのハズしの一手としてもオススメです。

こちらはキャンバスではなく、スエードで切り替えを。上品な履き姿を構築し、ヒールのブランドロゴも刺繍であしらわれさらにシックな印象を加速させます。ベーシックとは言え、鮮やかなブルーがしっかりと存在感を誇示。
Photo:Naoto Otsubo
Styling:Takahiro Takashio
Text:Hayato Hosoya
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