本当に今のスタイルで大丈夫……?
ビジネスカジュアルなスタイルが人気を博している昨今、オンオフ兼用で使えるオシャレアイテムに頭を悩ますオジサマ達が多いかと思われます。一体どれがオシャレでどれがダサいのか、どの程度までがビジネスシーンでも失礼のない範囲なのか、なかなか難しいところではありますよね……。
突然ですが、皆さんはダブルモンクシューズというものをご存じですか? ダブルモンクシューズとは、その名の通りモンクストランプが2つ取り付けられている革靴のことです。英国の名門ブランドである「ジョンロブ」がこのシューズを作ったことが起源だとされています。
ご存じどころか、実際に仕事で履いているという方もいらっしゃるのではないでしょうか? そのダブルモンクシューズ、靴先が尖ったりしていませんか……? ダブルモンクのとんがり靴を履いている方へ、警告です。それ、紳士靴とは言えないかもしれません。こちらの革靴をご覧ください。

こちらの靴の何がいけないのでしょう。
ポイント① 尖った靴先

尖った靴先は相手に攻撃的な印象を与えてしまいます。また、靴だけが大きく見えるため、全体的に見たとき、バランスが悪くなります。
経年変化していったとき、靴先がどんどん上に上がっていくのもやはり攻撃的な印象を与えてしまい、フォーマルな場で履く靴としては適切ではないでしょう。
ポイント② 靴底の柄

靴の裏に柄が入っているのもフォーマルに適しているとはやはり言えないでしょう。機能性を考慮しているのか疑問に思ってしまいますが、クラシックとは程遠い仕様です。
では、どういった靴がクラシックなスタイルとしてふさわしいのでしょうか。マッケイ製法ではなくグッドイヤーウェルト製法で作られたレースアップシューズが基本の「き」です。色はブラウンまたはチョコレートブラウンがシンプルで良いでしょう。
いかがでしたか? 本記事はこちらの製品単体を評しているわけではなく、あくまで「ダブルモンクのとんがり靴」が紳士靴としてふさわしいかどうかを評価するものです。心当たりのある方は今一度自分のスタイルを見つめ直してはいかがでしょうか?
Text:FORZA STYLE