「トラブルが起きたので会社に泊まる」着替えを届けた妻が気づいた、夫の嘘

「彼が不倫をしたこと、とてもショックでした。到底許せない、だから束縛したんです。でもその結果、今度は私が不倫をすることになって……、愛されているという実感を得ることができてとても幸せです。このきっかけをくれた夫にはある意味、とても感謝をしているんです」

主婦の真弓（仮名・31歳）は清々しい表情を見せていた。
 

※この記事は取材をもとに構成しておりますが、個人のプライバシーに配慮し、一部内容を変更しております。あらかじめご了承ください。

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真弓は夫の光（仮名・会社員・32歳）と二人暮らしだ。

仕事にプライベートにと充実し、一見幸せそうに見えるが、実は子作りに励んでも子供に恵まれなかった。そして次第にセックスレスになっていたという。

とはいえ喧嘩することもなく、お互い平和に過ごしていると思っていたが、それは真弓の勘違いだっだ。

ある日、光から連絡が入った。

「トラブルが起きて帰りが遅くなる。終電には間に合うから先に寝ていてもいいよ」

©️gettyimages

真弓が住んでいる地域は少し郊外のため、終電は0時前。0時を過ぎても光は帰って来なかった。
 

今日は会社に泊まるのだろう。真弓は光にLINEを送った。
 

「会社に泊まるかもと思ったから、着替えを持って会社まで行くね」

会社の前に着いてしばらくすると、光から電話がかかってきた。