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LIFESTYLE 女たちの事件簿

【後編】彼氏からの”結婚式費用完全折半案”否決でものわかれ「君は親からの援助があるんだろ?」

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不倫や浮気、DVにプチ風俗……。妻として、母として、ひとりの女性として社会生活を営み、穏やかに微笑んでいる彼女たちが密かに抱えている秘密とは? 夫やパートナーはもちろん、ごく近しい知人のみしか知らない、女たちの「裏の顔」をリサーチ。ほら、いまあなたの隣にいる女性も、もしかしたら……。
▶︎前編はこちら

前編あらすじ】
マッチングアプリで知り合った男性と、結婚を前提に交際をしているはるかさん(仮名)。結婚相手に譲れない条件を全てクリアしている彼は、ケチでもなく金遣いが荒いわけでもない、いい意味で普通の経済観念を持っているように思えた。ところが「結婚式費用を完全折半にしたい」と申し出た彼に不信感を持つようになり始め……。


 

はるかさんは今の彼氏から念願だったプロポーズを受けた。交際開始後10か月程度経ち、コロナ禍も収束の兆しが見えてきた頃だったという。

「お互いの親に挨拶も済ませました。で、楽しみにしていた結婚式の相談が始まったんです。相談の初日、カフェで待ち合わせをしたんですが、会ってみると何かが違っていました。彼は割り勘派に姿を変えていたんです」

結婚式にかかる費用は完全に折半にしよう、と彼が言い出したことで、思いがけず2人の割り勘論争の幕が切って落とされたという。

「ちょっと待ってよと思いましたね。結婚式費用を折半にするなんて聞いてないよと。それまでの彼は『額が大きい出費は僕が負担多めに出す』という姿勢だったわけです。私と彼の貯蓄額には大きな差がありますし、収入も彼のほうが1.5倍もあります。それに、披露宴の招待客も彼の方がだいぶ多くなりそうなので、そこはちょっと多くもつよと言ってくれるものだと思い込んでいました」

彼氏は自分の意思の強さを表明するためにか、その日のカフェのお勘定を割り勘にしたいと申し出た。

「いつもはどちらかが支払う、というスタイルだったので、物凄い違和感でした。結婚費用折半案を強引に可決するための布石だなと、ピンときましたね。いやいや、そうはいかないよということで、ここは私が払うわと言い、お支払いしました。そもそも、親に挨拶を済ませて外堀を埋めてから本音を言うところがセコい」



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