ハンバーガーメニューボタン
FORZA STYLE - 粋なダンナのLuxuaryWebMagazine
LIFESTYLE 女たちの事件簿

「女遊びなんてできるタイプではない」そう信じていたのに…。単身赴任の夫の小さな“異変”

無料会員をしていただくと、
記事をクリップできます

新規会員登録
不倫や浮気、DVにプチ風俗……。妻として、母として、ひとりの女性として社会生活を営み、穏やかに微笑んでいる彼女たちが密かに抱えている秘密とは? 夫やパートナーはもちろん、ごく近しい知人のみしか知らない、女たちの「裏の顔」をリサーチ。ほら、いまあなたの隣にいる女性も、もしかしたら……。

駐在妻。略して「駐妻」。日本では華やかで、何かと憧れを持たれることもあるけれども……。現実は、閉鎖的なコミュニティーの中の人間関係で悩まされることもしばしば。今回はその“閉鎖的”な中で起こったお話しをご紹介します。

※この記事は取材をもとに構成しておりますが、個人のプライバシーに配慮し、一部内容を変更しております。あらかじめご了承ください。

*****

丸岡由紀(仮名)30歳、外資系企業のマーケティング担当。夫の隆(仮名)とは、大学時代からの付き合いで、5年前に結婚。お互い仕事をバリバリとこなしていたが、そろそろ子どもが欲しい……そんなことを話しあっている矢先のこと。大手メーカーで働く夫のアメリカへの海外駐在が決まったのだ。

「夫の駐在についていくかどうか悩みました……。行くとなると、私は会社を辞めなくてはいけない。大学を卒業してから今の会社でキャリアを積み上げ、今すごくやりがいを感じていて楽しかったんです。そこで、夫とは話し合いをして、少しだけ待ってほしいと伝え、とりあえず私は日本に残ることにしたんです。夫は最後までついてきてほしいと言っていたのですが、どうしても今の仕事を手放す気にはなれなかったんです」


©️gettyimages

こうして夫は一人で駐在先へと旅立っていった。

遠距離での夫婦生活がスタートし、由紀はついて行かなかったことへの申し訳ない気持ちから、どんなに仕事が忙しくても毎日LINEは欠かさず、夫の寝る時間には必ず電話を入れた。

そんな生活を続けること半年。夫の様子が少しだけおかしいことに由紀は気づき始めたのだった……。

「態度がおかしいというよりも、隆が寝る時間に合わせて電話をしても出ないことが多くなってきたんです。翌日LINEが入り『すでに眠っていた』と。でも、現地時間の夜の7時に電話しても8時でも出ない……やっぱり寝ていたと言うんです! おかしいですよね!? 運良く話せたとしても、『疲れているからまた今度』と早々に電話を切られる始末。連絡頻度が一気に減って、様子もなんだかおかしい……もしかして海外での生活がキツイのかも? と心配になりました。

浮気かも? なんてこともふと頭をかすめましたが、隆は昔から一途で、誠実なタイプ。女遊びができるような人ではないとすぐに忘れてしまいました」

そんな状態がしばらく続き、「このままの状態では夫婦関係は終わってしまう」という危機感を覚えた由紀は、溜まっていた有給休暇と夏休みを合わせた二週間の休みを利用し、隆のいるアメリカへと旅立ったのだが……。

後編へ続く

▶︎後編に続く


RANKING

1
2
3
4
5
1
2
3
4
5