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CAR Dr.ノリシゲの妄想ドライブ

新世代マツダCX-60の1年を振り返った結果……

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この新世代車載コンピュータはCX-60のみならず、最新のクラウン・クロスオーバーやプリウスにも採用されています。アクセサリーが干渉しレーンキープディパーチャが正しく作動せず、クルマがフラ付くなんて報告も(ワタシの知人もなりました。トヨタは無償対応)。こうなると車載コンピュータのリセットが必要になりますので、内容次第ではクレームが利かず大枚を叩くことになりかねません。

マツダCX-60の場合、この最新世代の車載コンピュータ搭載の最初のモデルであっただけに、メーカー側も不具合を予見できず、また、販社とユーザーへの周知が遅れたために、いま大きな問題となって表面化しています。ユーザー側からすれば当たり前のアクセサリー装着ですが、メーカーからすればOBDポートは車両整備時に診断機を接続するのが目的なのでいずれも補償対象外。ココに大きな隔たりが生まれるのです。

2023年4月6日。直近のリコールはトランスミッション制御コンピュータ、インバーターの制御プログラム、コンビネーションメーターの制御プログラムの不具合が届け出されています。ベータ版でショーバイが成立するコンピュータ業界ですが、コネクト技術が進歩しても、まだまだクルマは直に改善しなければならない点も多々あります。

また、少しネットでググるとドア内のダンピングシート施工はユーザーの申し出がないとマツダは改善しない方針だといいます。ダンピングシートとはドアパネルの細かな振動を吸収し異音を打ち消す効果があります。相応にドアが少し重くなりますが高級感は増すと思います。

正直言うと熟成が足りないCX-60は、年次改良モデルを待った方がお得です。現状のCX-60は大器の器状態(←いまココ)。既に購入済みという方はディーラーさんと密に連携を! としかいいようがありません。

わかりにくい部分、言葉足りずな部分はどうかご容赦ください。ワタシも忖度しますので細かくは書きませんが、あとはマツダ幹部の方針次第。火消しに回るより既存のユーザーに誠意を尽くしましょう。現場は労基に触れるかと思うほど努力し頑張っているそうな。次期マツダ車へも期待しましょう!

Text:Seiichi Norishige

マツダ



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