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CAR Dr.ノリシゲの妄想ドライブ

新世代マツダCX-60の1年を振り返った結果……

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ところで、初めて自分でステアリングを握った時の感想も記しておきます。広報車を避けてディーラーで試乗車に乗ると、輸入車のライド感が身に付いた自分としては、「重厚感もあって悪くない」という第一印象。ただし、法定速度内では軽快感が薄く、この点はイマドキのSUVとして好みが分かれるだろうなと思いました。また、マイルドハイブリッドとはいえモーターのアシスト感が乏しく、もう少しわかりやすい演出をした方が得策とも感じた次第。

2022年11月17日。2回目のリコールを届出。どうやらエンジン内のオイルポンプを回すチェーンの取り付け位置に一部不具合があり油圧低下を招く恐れがあるとのこと(全車ではない)。こうリコールが続くと「実走テストが足りない」といわざるを得ませんね。

じつのところ指摘されたサスペンションの異音に関し、リコールだけでは改善しませんでした。AWDモデルのサスペンションはジョイント部(可動部)が本格的なスポーツカーのように金属製のピロボールを採用。こだわったのはヨキ事ですがその特性上、定期的なグリスアップが必要不可欠なのです。コレをメンテナンスフリーに対策するには水分や埃の混入を防ぐよう改善をするか、サスペンションの構造を変更することが必要になります。

2件のリコールをひとまず脇に置けば、コアなマツダファンが注目していたのは新規開発された電子制御系でした。代表的な不具合例を4つ示します。



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