ラグジュアリーSUVの王道レンジローバーを中古車で狙った結果…

もっとも見栄えよくハッタリ効果抜群！　高額車両の世界って嗜好性が反映される一方、リッチなDQNも一定の割合でいたりして、自動車趣味人は時に悲しい思いをするのではないでしょうか。
 

1970年に初代モデルが誕生した英レンジローバー。誰もが知るラグジュアリーSUVの王様です。走破性の高さ、飽きのこないデザイン、落ち着きある上質な空間など、レンジローバー最大の魅力であることは確かですが、同時に、新車から中古車まで成り上がりDQNが限りなく少ないのもレンジローバーシリーズの特徴であり美点かと思います。

現行モデルは第五世代ですが、やっとデリバリーが本格化してきたという段階。よって、先代にあたる第4世代（2013年～2021年）が中古車市場を賑わすのはこれからです。一見すると大きなボディサイズですが、その全長は5mジャストとクラウンより短くもあります。趣味車の世界も2022年が価格的ピーク。ならばいまこそ、しっかりと分析しておく必要があるのです。

王道のレンジローバーをお勉強する一方で、やはり見逃せないのがライフスタイルの多様化を反映して加わったレンジローバー・スポーツという存在です。フラッグシップであるレンジローバーに対し、新車価格からしてお安くクルマの特性としてはオンロード向きというコンセプト。コレを見逃す手はありません。