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LIFESTYLE 女たちの事件簿

「妊娠が証明できただけ、あなたはまだマシ」35歳、主婦を泣かせた「善意のマタハラ」の苛烈。

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不倫や浮気、DVにプチ風俗……。妻として、母として、ひとりの女性として社会生活を営み、穏やかに微笑んでいる彼女たちが密かに抱えている秘密とは? 夫やパートナーはもちろん、ごく近しい知人のみしか知らない、女たちの「裏の顔」をリサーチ。ほら、いまあなたの隣にいる女性も、もしかしたら……。

令和2年度の「流産や死産等を経験した女性に対する心理社会的支援に関する調査研究」事業報告書によると、全調査対象者のうち67.8%の流産・死産経験者の女性が、その最もつらかった時期には日常生活に支障があったと回答している。
さらに、こうした状況にある女性の辛さを、精神的な問題の程度を表す指標に置き換えた場合、65%の人が「うつ・不安障害が疑われる状態」に相当するのだという。

経験者の中には、人に打ち明けて慰められると余計につらくなるなど、長く続くつらい悩みを誰にも相談できずに孤独に陥る人も少なくない。

©Getty Images

少子化が社会問題化されて久しいが、女性は一度の妊娠で心と身体を振り絞るように酷使し、命をかける。我が子との対面が叶わなかったとしても、その事実には変わりがないこと、そして流産でできた心の傷は想像以上に深いことを、世の人はもっと知るべきではないだろうか。



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