ド派手なマルチカラーでも嫌味じゃないのはさすがです!
第563回目は、プッチのミニバッグです。

春夏は派手色のコーデが楽しくなる季節。普段モノトーンを好む方も色を取り入れたくなっているのではないでしょうか。ビギナーな方でも手軽に派手色を取り入れやすいのが、小物での差し色テク。一点投入でアクティブな印象を添え、洒落感もグッとアップしますから、ぜひトライしていただきたい。特に昨今は、派手色ミニバッグが男女問わず大人気とあって、さまざまなブランドからリリースされています。そんな数多くある中から今回は「プッチ」のマルチカラーのミニバッグをピックアップ。
プッチは、1947年の創業の「エミリオ・プッチ」から続く世界的メジャーな老舗ブランドで、海外セレブにも愛用者が多数いることでも知られています。多彩な色や柄使いに定評があり、ひと際目を引く強インパクトのコレクションが魅力です。その存在感の強さは、こちらのミニバッグを見ても明らかかと。
ぽってりとしたシルエットが特徴のミニショルダーは、ナイロン素材を使用し軽快さを後押し。今シーズンを象徴するMarmoプリントを全面にあしらい、抜群のインパクトと洒落感を演出します。ブラックを基調としていることもあって、ブラックやグレーなどのモノトーンコーデとも好相性。
女性からも支持されるブランドでもあり、チャーミングなシルエットも相まって、女子ウケは間違いなし! ぜひ、今春夏ファッションのアクセント足しにお役立てくださいまし!

ミニバッグと言えど収納に優れているのも見どころ。メインコンパートメントは2室に分けられ、ライニングはこれまた目を引くビビッドなレッドカラーをオン。

パターンの随所にデザイナーのサインを配し、さり気ないこだわりも垣間見えます。ステッチによる補強など、実用性もバッチリです。

同パターンのキャップがこちら。ストレッチコットンを使用し、コンフォートな被り心地を実現。ベーシックなベースボールキャップといえど、このくらい大胆にグラフィックがデザインさているとあれば、他とは一線を画すのは言わずもがな。白T&短パンの夏コーデにぴったりです。

背面にメタルボタンを配しサイズ感の調整が可能。面ファスナーやバックルタイプのアジャスター以上に、上品さをアピールできるのもポイントです。
Photo:Naoto Otsubo
Styling:Takahiro Takashio
Text:Hayato Hosoya
【問い合わせ】
エミリオ・プッチ ジャパン 03-5410-8992