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自分の再就職先に母校の生徒を斡旋? 世間にあぐらをかきすぎた校長先生の年金問題と「うますぎる転職先」のグレーすぎるカラクリ

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「大学側としては、もともと校長だった人に広報になっていただけると、生徒募集がしやすいのです。学校の状況を把握している元校長が、自分の今いる大学の受験生を増やすようにと学校に要請できるのだから、それはもはや広報と言うよりも『要求』ですよね。元校長の方に広報になっていただいてから、いろいろな高校で広報活動をさせていただきやすくなりました。今までは門前払いをうちに食らわせてきた進学校なんかも、元校長が来校して、自分の今いる学校の良さを語るわけですから、さすがに門前払いはできない。元校長の広報というのは、大学にとってはかなりありがたい存在になりつつあります」

そう話すのは、地方にある私立大学の広報課で働く32歳の涼子さん(仮名)だ。彼女の勤める大学には、2年前から校長を退職した人が広報部長として勤務している。彼の強みはとにかく、そのとある地方に存在する高校のすべてに顔が利くこと。どの学校にも知っている先生がいて、「まあちょっと話を聞くぐらいいいだろ。」と言うと聞いてくれる。

「気分がいいらしいですよ、大学の広報部長っていうのは。結局校長をしていた時の知り合いなんかに『今○○大学にいるんだよ』と一声言うと、『是非お話を聞かせていただきます』ということになりやすい。結局みんながぺこぺこしてくれて、そういう状況が生徒募集につながるので結局大学でもちやほやされることになるのでしょうねえ。『大学の広報はやめられない』って言う同級生たちが結構いますよ」
そう言って雄二さんは笑った。



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