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CAR Dr.ノリシゲの妄想ドライブ

熱量が足りてない今のスバルを、スバリストはどう感じているのか?

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説明しよう! 妄想ドライブとはヴェテラン モータージャーナリスト・ノリシゲセイイチが「このクルマにのったら、こんなことをしたい。こんなところに行きたい。この街道でぶっ飛ばしてチャンネーとこんなことがしたい!」と妄想の世界に遊ぶ気絶コラムである!

北米仕様のWRXには、なんとファン待望の6MT車がある

スバリストの皆さん、お疲れ様です。連休明けは無事社会復帰できたでしょうか? 前回に引き続き今回もスバルネタなんですが、どうしても触れなければならないことがあります。それは、最近のスバルって熱量が足りてないと感じてしまうこと。少々疑問に思うことがありますので端的に2つお話しします。よろしければ三鷹や葛生のスバル関係者の皆さんに補足・回答いただければと思います。

一つ目は古い話になりますが、まず「ちょっとおかしいんじゃね?」と感じはじめたのは、「レガシィ」の名を実質塩漬けにし、新規車種として「レヴォーグ」を生んだこと。名車レガシィのヒットはスバル転覆の危機を救ったのに、ステーションワゴンブームが去るとそれに動揺したのかレガシィという車名を見限ることに。

2つ目は北米仕様の「WRX」に6速MT車があるのに日本の「WRX S4」にはATしか用意しなかったこと。当時を思い起こせば、スバルいわく「大容量対応のMTがなく、新規開発に金がかかる」というのがその理由。確かにコスト掛けても回収できなければ意味がない。スバル自身も「MT用意してもそんなに売れないから諦めざるを得ない」と判断したのだと思います。

しかし、北米仕様の「WRX」のスペック見ると同じ2.4Lターボで最高出力271hp/5600rpm、最大トルク258lb-ft/2000-5200rpmの水平対向エンジンを搭載します。一方、日本の「WRX S4」は275ps/5600rpm、最大トルク375Nm/2000-4800rpmです。単位換算すればほぼイーブン。こうなるとなぜ「WRX S4」にマニュアルトランスミッションを採用しないか意味不明。「WRX」と「WRX  S4」って、似て非なるクルマなのでしょうか?



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