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LIFESTYLE 女たちの事件簿

【後編】「教員は本当にブラック?」現役教員が告白!教育現場の実態と教員の本音とは。

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不倫や浮気、DVにプチ風俗……。妻として、母として、ひとりの女性として社会生活を営み、穏やかに微笑んでいる彼女たちが密かに抱えている秘密とは? 夫やパートナーはもちろん、ごく近しい知人のみしか知らない、女たちの「裏の顔」をリサーチ。ほら、いまあなたの隣にいる女性も、もしかしたら……。
▶︎前編はこちら

前編のあらすじ】

地方公立高校で教員を務める村瀬雪乃さん(仮名・29歳)。彼女は、「教職はブラックなのか?」という質問に対して「人による」と答える。

よくない状況にある子どもでも、やがてよい方向へと成長してくれる。そう信じて前向きに仕事に取り組む雪乃さんだが、彼女をよく思わない教員も存在した。

ⒸGetty Images

雪乃さんの眉間にぐっとしわが寄る。

「自分で言うのも何ですけど、私は、生活が仕事一色になっても平気です。それは、今だけなのかもしれませんが、十分な睡眠を取ることができてたまに友人と食事をする時間さえあれば、後は仕事ばかりになっても構わないんです。

だから、子どもたちが望めば休日でも部活動の指導には行くし、放課後に補習や質問を望まれればいくらでも対応する。部活動は、教員になるまで体験もしたことのなかったバレーボール部の顧問をしていますが、顧問になってから勉強をして、生徒たちと一緒に練習するようになりました。

専門的な知識がないので、外部から時々コーチには来てもらっていますが、基本的な指導は私がしていて、コーチから教わった練習メニューを試したり、テレビや動画でバレーボールの練習方法を見たりすることは欠かしません。なんか、新しい趣味が増えた感じだなとは思っています。

部活の指導も全然苦痛じゃありませんでした。むしろ、生徒たちと、あーでもないこーでもない、って言いながら練習して、試合で勝てたときの喜びは特別なものがあって……。なんだか、二回目の青春を味わっているような、そんな気持ちになりました。

仕事なのに、なんて贅沢な喜びなんだろうと思いましたけど、私がそうやって仕事を満喫して苦にしていない感じが、他の先生方にはあまりよくない影響を与えてしまうと指摘されて。正直困惑しました」



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