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やっぱコレだね!フェアレディZ最後の直6エンジン車Z31の魅力はどこにあったのか?

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■実用的な直6搭載と3万ドル以下という価格でヒットしたZ

初代フェアレディZ「S30」は1969年に登場。S30を開発するにあたっては、当時北米で大人気となっていたヨーロッパのジャガーやポルシェのような本格GTカーを目指すという目標が掲げられましたが、搭載されたエンジンは実用的な「L型直6エンジン」。しかしこれが丈夫で扱いやすく、整備もしやすかったことで、ユーザーには評判となりました。スポーツカーとしては安価な3万ドル以下(当時のポルシェの半額以下)で購入できたことも、当時の北米の若者のあいだで大ヒットした理由です。

1978年は2代目となる「S130型」にフルモデルチェンジ。こちらはS30の正常進化版で、基本的なデザインは大きく変えず、ボディサイズを拡大することで居住性を向上させています。

Z31のリアビュー。Zらしいディテールを残しつつ、モダンに進化させたエクステリアデザイン

そして1983年、今回取り上げるZ31が登場。Zの魅力であるロングノーズ・ショートデッキのプロポーションを継承しつつ、メカニズムはスポーツカーとしての性能を大きく磨き上げました。肝となるエンジンは、初代からZを象徴してきた直6をやめ、V6に改められました。年々厳しくなる排ガス規制によって、スポーツカー開発は困難な状況となっていましたが、このモデルチェンジによって、Zの魅力は、一段と昇華することになったのです。



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