スバル・インプレッサとクロストレック。旬なスバル車はどっちだ？

間もなくスバルの新型インプレッサが正式発売を迎えます。純スバル車のなかではもっともお安く販売台数も見込めるだけに、スバルとしても力が入ります。ちなみに価格だけで比較すればレックスがお安いのですが、この小型SUVはダイハツ・ロッキー＆トヨタ・デイズの兄弟車。つまり他社から供給を受けるOEM車両だったりします。

スバリスト（熱烈なスバルファン）としちゃあOEM車両は眼中になし。自分が買わなくてもスバル車なら興味がわきます。しかし、残念なことに2023年のスバルの新型車はこれにて打ち止め。特別仕様車など登場するかもしれませんが、少なくとも年内は新車のニュースはないとされます。なんか寂しいと感じてしまいます。

さて、話題を本スジへ。今回取り上げるインプレッサが出揃うことで、ふと疑問が過ります。「クロストレック」と何が違うのか？　

似て非なるこの2台、皆さんもご存じのようにザックリいえば「同じクルマなんだけどクロストレックはクロスオーバーSUV、インプレッサは5ドアハッチバック」という認識で大枠は正しいと思います。しかし、インプレッサにあってクロストレックにはないモデルが存在します。それは2.0Lのガソリン車の設定がインプレッサにはあるのです。だからエントリーモデルの価格差が36万3000円もあるのです。