今回新たに加わったバリエーションは、深みのあるブルーダイヤル
スイスの時計ブランドIKEPOD（アイクポッド）が、防水機能を持ったスポーツタイプ「SEAPOD」のバリエーションモデル「SEAPOD S007 Enzo」を発表。イタリアのフリーダイバーのパイオニアである Enzo Maiorcaから命名されたモデルは、深みのあるブルーダイヤルが腕に映えます。
2019年に鮮烈な復活を遂げたIKEPODの歴史を振り返る
1994年にOliver Ike（オリバー・アイク）とMarc Newson（マーク・ニューソン）の運命的な出会いによって生み出されたアイクポッド。ブランド名IKEPODは、のちにアップルウォッチのデザイナーとなるマーク・ニューソンの代表的な作品名「POD」とオリバー・アイクの苗字から命名されました。
90年代半ばに発表された、当時の腕時計の常識を覆すマーク・ニューソンによる大胆なデザインは、流線形のデザインが織りなす緻密に計算された着け心地や、スイス製自動巻ムーブメントを搭載した本格さが受け、瞬く間に世界中の時計愛好家をはじめ、アーティストやデザイナー、シリコンバレーのスターの手首を飾り一世を風靡。しかし、惜しまれながらも2013年にブランドは休眠します。
2017年に現オーナーのGuillaume GoutとChristianl-Louis Colがブランドを買収。2018年にクラウドファンディングに登場し、デザインと時計製造を融合させたアイコニックな時計は、たった88分で世界中から700人の支援者のオーダーと40万スイスフランを集めて成功を収めました。2019年にバーゼルフェアで発表した新作コレクションを、同年8月から世界的に販売し復活を遂げました。
かつてのデザインを再現しながら、新オーナーの「この時計をより多くの人に長く愛用してほしい」という情熱により、機械式時計「Megapod」の発売や、NYを拠点に活躍するアーティストTom Christopher（トム・クリストファー）とのパートナーシップ、高い防水機能を持った「SEAPOD」、SWISS MADEを復活させた限定モデル「Skypod」など、復活後もセンセーショナルな話題を提供し続けています。
その中でもアイコンであるUFO形ケースを使用しながらも200m防水を達成し、増えているアウトドアへのニーズに対応した「SEAPOD」はベストセラーモデルで、そのSEAPODからバリエーションモデル「SEAPOD S007 Enzo」が登場しました。
46mmと大振りのケースは、ファンにお馴染みのUFO型
ダイバーモデル「SEAPOD S007 Enzo」は、イタリアのフリーダイバーのパイオニアである Enzo Maiorcaから命名。彼は1960年から88年の28年間、フリーダイビングにおける数々の記録を塗り替えたパイオニアとして有名です。
アイクポッド「SEAPOD S007 Enzo」20万9000円（ケースサイズ：直径46mm / ストラップ幅：24mm / ケース素材：ステンレススティール / 風防素材：サファイアガラス / ストラップ素材：ラバー（ピンバックル）/ ムーブメント：日本製自動巻ムーブメント / 防水性：200m）深みのあるブルーダイヤルで、逆回転防止ベゼルのドット部分、インデックスにルミノバを採用。UFO型ケースは46mmのケースサイズで、エルゴノミクスに基づいた表から裏面に続く曲線がスマートに見せ、腕に着けても実際に皮膚に触れる部分は骨の上に乗るイメージで、装着感にも不快感がありません。
アイクポッド「SEAPOD S007 Enzo」（IPS007SILB Enzo）20万9000円、アイクポッド「SEAPOD S007 Enzo」（IPS001SILB ZALE）20万9000円、アイクポッド「SEAPOD S007 Enzo」（IPS002SILN JAQUES）20万9000円、アイクポッド「SEAPOD S007 Enzo」（IPS003SILB FRANOIS）22万円【問い合わせ】
アイクポッド公式サイト
