なんでもできそうな“野生児”有吉の意外な側面が垣間見えた!
『有吉クイズ』(テレビ朝日)
今年2月、有吉弘行が『有吉クイズ』(テレビ朝日)で「ひとりキャンプ」に挑戦した。
広島の「山育ち」なことから、ある程度できるのではないかと思われたが、「めんどくさいの嫌いじゃないですか、行程が多いのも嫌い。途中で帰りそう」という みちょぱが心配する通り、思いの外苦戦する有吉。
まずは焚き火の火起こし。ファイヤースターターを使うのだが、なかなかうまくいかず、大量の麻(火口)を使ったため、一度火がつくと ものすごい勢いで火柱が上がってしまう。
飯ごうで米を炊くも火力が強すぎて真っ黒焦げ。極めつけはテントの組み立て。50分間、悪戦苦闘した挙げ句、まったくテントにならず、木に布をかけただけ。
割りとなんでもできてしまう“野生児”有吉の意外な側面だった。
4月11日の2時間SPでは、千鳥とアンミカの3人がそれぞれ「ひとりキャンプ」に挑戦。
有吉同様、火起こしから挑戦。
アンミカもノブも苦戦する中、「島育ち」で有吉以上の野生児・大悟は、「こんなところばっかりで遊んでた」と軽やかに山道を歩く。前日の雨で湿っているから、乾いている枯れ葉を求め、「困ったときは空を見ろ」と太陽の位置を確認しながら薪を組んでいく。そしてすぐに火をつけることに成功。解説役のキャンプ芸人・バイきんぐ西村が「100点」満点をつける完璧な火起こし。
ちなみに火起こしに失敗するもコツを教えられたアンミカは「失敗から学ぶ! 発見と学びがあれば失敗はない!」と どこまでもポジティブ。
こちらも有吉が大失敗した「飯ごうで米炊き」では、料理が得意なアンミカはもとより、料理をあまりしない大悟も漠然とした知識を活かして見事成功。ノブは、飯ごうを自力で持ちながら火を浴びせる強引なやり方で、最初はベチャベチャでお粥のような出来になるも2度炊きして じゅうぶん食べられるレベルに。
その後も「キャンプ飯」などを作っていくのだが、やはり全編にわたり大悟の“生きる力”が全面に出ていた。
途中、有吉が飯ごうで炊いたまっ黒焦げのご飯を見た3人は大爆笑。「有吉さんってセンスある人かと思ってたやん」とノブが言うと大悟が「無い」と即答。
ノブ「泥クサか?」
大悟「出が泥クサやもん あんなもん」
ノブ「泥クサ・努力人間や」
大悟「ガリ細・外国歩き」
と、散々な言われよう。
そんな有吉が、4月25日の『有吉クイズ』で「ひとりキャンプ飯リベンジ」と題して再び「ひとりキャンプ」に挑戦するのだ。
▼後編では、火起こしは失敗するもののリベンジの炎は大いに燃やす有吉が面白かった件をつまびらかにします!