トレンドキーワードの“ボリューム”を、目元に取り入れるのはいかが?
第555回目は、レイバンのウェイファーラーです。

2015年ごろから台頭してきた90年代ストリートのトレンド。その中でビッグシルエットやオーバーサイズなど、ボリューミーな装いが今もなお注目を集めています。とは言え、40オーバーともなれば、いくらトレンドでもだらしなく見えてしまう可能性を鑑みれば、手を出しづらいのも事実。ならば、目元にトレンドを取り入れてみては? というのが今回のお話。
さり気なく旬を取り入れてくれるのは、ご存知「レイバン」。前回のクラブマスターでもご紹介した「メガ」シリーズの新作で、今回はクラブマスターと同じく永久定番の「ウェイファーラー」です。ベーシックなスクエアフォルムはそのままに、テンプルを極太で仕上げるだけで、印象はガラリと変化。合わせやすい鉄板のブラックでも、これまでにないくらい強い存在感をアピールしてくれるんです。
1952年から続く名作は、クリアフレームやフォールディングなどこれまでも様々な変化球をリリースしてきており、当連載でも数多くご紹介してきました。本作もその一つ。上品なきちんとコーデにも取り入れることができ、かつ今どきな要素をさりげなく醸し出せるとあれば、大人に最適! それがFORZA世代にとっても馴染み深い名品とあれば、なおさらではないでしょうか。

テンプルの太さが変わったのみで、掛け心地や正面からの掛け姿はそのまま。しかしながらサイドがチラついた瞬間にインパクトを与えるので、話のネタになるのは間違いありません。

カラーバリエーションは全6色と豊富にラインナップ。レイバンの中でもブラックに次いで人気のべっ甲フレームも展開しています。ブラウンカラーのレンズも相まって、洒落感をグッと引き上げるとともに、色気ある装いを叶えてくれます。

ベーシックなウェイファーラーもおさらい。端正なルックスは、世代やトレンドにも左右されず男らしさを加速させます。レイバングリーンと名付けられた遮光レンズも定番中の定番。シンプルなカシメのデザインが、さり気ないアクセントに。

で、往年のウェイファーラーの横顔がコチラ。上のメガ ウェイファーラーと比べると一目瞭然。倍近いその差は、同じモデルでも別物と言えます。すでに持っているという方でも異なる掛け姿を楽しめるので、買い替えではなく買い足しを推奨。
Photo:Naoto Otsubo
Styling:Takahiro Takashio
Text:Hayato Hosoya
【問い合わせ】
ルックスオティカジャパン カスタマーサービス 0120-990-307
www.ray-ban.com