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LIFESTYLE 女たちの事件簿〜沢木文の【婚外恋愛ファイル】

独身時代は不倫する側だったのに... 恋愛強者の元CAが「サレ妻」になって気づいたこと。

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ライター・沢木文が、コロナ禍中でも花開く、婚外恋愛のリアルについて紹介する。

2023年2月、不倫相手の妻の腹を包丁で刺したとして、35歳の女に判決が下った。問われている罪は殺人未遂と住居侵入だ。この女は石川県在住、長年妻の夫と不倫しながらも、妻に嫉妬をしていた。そして2022年4月、密かに作った合鍵をで自宅に侵入し、乳児の横で眠る女性をめった刺しにしたのだ。

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このニュースを受けて、「ウチも鍵をかけ替えたくなりました」というのは、原口涼子さん(36歳)。元客室乗務員の彼女は結婚2年になる夫(47歳)との間に、2歳の息子がいる。

©Getty Images

「私自身、ずっと不倫の恋を繰り返し、最後にバツイチの夫と授かり婚をしたんです。夫とは不倫関係ではありませんよ。コロナ禍中にマッチングアプリで知り合いました」

独身時代の涼子さんが狙っていたのは、40~50代の商社や広告代理店の会社員、医師の男性だ。彼らは幼いころから勉強や努力を続け、難関を突破している。

「彼らはただ可愛い女よりも、客室乗務員、モデルなど何らかの価値がある女を選びます。私は当時、外資系の航空会社で客室乗務員をしていたので、正直、モテました。給料は現地基準なので安かったですが、実家暮らしだし、親がなんでも買ってくれるので、お金には困っていなかったんです。男に求めていたのは、美味しいお店に連れて行ってくれたり、良いホテルで上手なエッチをしてくれること」

涼子さんは19歳のときに大学の先輩と初体験をしたが、痛くて恥ずかしくて苦痛だけだったという。それ以降、年上の男性とばかり交際するようになる。22歳で初めての不倫をしてから、34歳で結婚するまでの12年間に40~50代の既婚男性と10人以上と交際をする。

「トラブルになることは1度もありませんでしたよ。不倫って、“何となく飽きたな”って空気を察知すると、お互いに離れるから。相手は若い女とときめきを味わいつつ、きれいな体を抱けるじゃないですか。私はおいしいものと気持ちよさを味わえればいい。

とはいえ、そんな私も20代の頃は“この人が奥さんと離婚して、私と結婚してくれないかな”と思ったこともありましたよ。でも、よく考えると、離婚したら莫大な慰謝料と養育費を支払い、彼も私も貧乏になる。奥さんが出て行ったら私は育児をしなくちゃいけなくなる。略奪婚なんてムダの極みだと思いました。だから、楽しいことだけしていればいい」

そうはいっていても、相手は法律的にもガッチリ守られている妻だ。不満はなかったのだろうか。



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