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LIFESTYLE 女たちの事件簿

【後編】昭和の管理職おじさんが直面する50代の憂鬱

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不倫や浮気、DVにプチ風俗……。妻として、母として、ひとりの女性として社会生活を営み、穏やかに微笑んでいる彼女たちが密かに抱えている秘密とは? 夫やパートナーはもちろん、ごく近しい知人のみしか知らない、女たちの「裏の顔」をリサーチ。ほら、いまあなたの隣にいる女性も、もしかしたら……。
▶︎【前編はこちら】昭和の管理職オジサンが頭を悩ます”前衛的な”部下。

【あらすじ】
55歳での役職定年を目の前に控え、転職してきた意欲的な部下の扱いに悩む51歳の康。これまでのやり方を変えていこうと積極的に行動する彼に呆れかえっていたが、それは自分の考えが古かっただけということに康は気づいてしまう。

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彼が既存のルールに対し、おかしいと声をあげ続けたことで部内の雰囲気は徐々に変わっていった。

部下の多くが、1人、また1人とより意欲的に仕事に取り組むようになったというのだ。一見すると良いことのように思えるが、康は内心穏やかではなかったという。

「もっと自発的にやってほしいということは、私も定例会議でも毎週話していました。どうして僕が言うことはできなくて、彼に引っ張られるように部下たちが変わっていくのか……当時は納得がいかなかったというのが本音ですね」

そしてある週の定例会議で大きな変化が起こった。これまでワンパターンの報告しかしなかった部下たちが定例会議の時間を変更してほしいと言い出したのだ。



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