「スタイルをほめられたのが嬉しかった」私の心を溶かしてくれた男性セラピスト
〜大泉りかの女風レポート　Vol.11（後編）〜

落ち込みながらもホテルに行き、プレイ前にセラピストからカウンセリングを受けた。

芽衣さんは思い切って、過去のトラウマから、どうしても女らしい恰好が出来なかったこと、けれども女として扱ってもらえずに傷ついてきたこと、そして恋愛をするために経験を積みたいといったことを告げた。

「そうしたらすごく優しくしてくれたんです。『じゃあ、プレイっていうよりは、恋人同士でホテルに来たっていう雰囲気にしようか』って提案してくれて。

まずイチャイチャして、一緒にお風呂に入ってくれて。お湯に浸かりながら話を聞いてもらって。

その時に『顔とかもかわいいし、メイクしたらすごく変わると思う』『服装とかもちょっと気を付けたら、女らしくなれると思う』って言ってくれて。

男性から見たらわたしってそうなんだ、っていうようなサンプルを得られたんです。それだけでもよかったです」

スタイルを褒められたのも嬉しかった。