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LIFESTYLE 女たちの事件簿

【後編】【なんかモヤるその人、フレネミーかも】自己肯定感を押し売りする腹黒ママ友と決別した私

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「フレネミーという言葉を知り、それについて調べていると、まさに由美佳のことではないかという特徴を知りました。フレネミーに限らずママ連中には多いですけど、人の陰口を言うという特徴です。由美佳は寛容な褒め上手キャラを演じていましたが、実は悪口好き。当人がいない場所でその人を褒めている姿など、まず見たことがありません」

稀に他者を褒める場面に遭遇したこともあるが、褒める場合にも法則が感じられたという。

「誰かを褒めるとすれば、無条件で愛する推しか、それ以外は誰かを落とす目的で、比較対象として別の人を褒めます。園の行事サポートで段取りミスをした保護者を貶める目的で、同じ作業をした他の保護者のスキルの高さをあえて大げさに褒めるとか、そんな感じ」

由美佳の悪口は、はなはだ幼稚だった。

「ある日、いつものように別のお子さんの悪口を言い出したことがありました。自己肯定感が口癖なのに、なかなか他者を肯定しないのも彼女の特徴です」

由美佳は、娘たちの同級生のある女の子について「マウントを取りたがる性格の悪い子だ」と評した。聞けば、由美佳の娘が、家族で年に一度出かける有名テーマパークについて話をしていたところ、相手の子どもが「私はそこに20回行ったことがある」と発言したのだという。由美佳はその程度の子どもの発言をマウンティングと呼ぶのである。



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