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HEALTH 「超名医に聞け!」

歯周病が寿命を縮める。現役歯科医が語る、国民皆保険制度の問題点。

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——少子高齢化に伴って、医療費の問題は今後さらに深刻化していくのは明白ですね。ところで、こちらのクリニックでは基本的に自由診療なんですね。

「はい。16年前に国内初の医科歯科連携・自由診療専門のデンタルクリニックとして立ち上げました」

——人気の治療にはどんなものがありますか?

「インプラントや審美歯科やホワイトニングなどが人気ですが、いま最も力を入れているのが、口内の除菌治療です。前述のように、口の中には500〜700種類もの菌が存在しますが、それらは善玉菌、悪玉菌に分けられ、各個人がそれぞれの固有の口内細菌叢(口内フローラ)を持っています。そのバランスが口内、ひいては全身の健康や美容に関わっていると言われています。悪玉菌が優勢になると、口臭が出たり、歯周病菌が増えて、自覚症状のないまま歯が抜け落ちたりしてしまいます。悪玉菌を減らして、善玉菌を増やすMeDeS®(メデス®)口内除菌プログラムという治療が、いま人気です。『口臭がなくなった』『寝起きに口の中がネバネバしなくなった』という声が多く聞かれます。

いくら歯がキレイでも、口内細菌の状態が悪い人がいる一方で、磨き残しがあり歯が汚くボロボロなのに口内細菌がいないという人もいる。オーラルケアは虫歯のあるなしや審美的な要素だけでなく、口内細菌の観点からも注目すべきだと強く思います」



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